琉球ではお正月に女子がシーソーのような遊びをしていたらしい。 シーソーといっても板製で、その上に乗った女子が勢いのままに１５０センチ以上跳ね上がり、その着地の衝撃で相手がまた高く飛び上がるという凄まじい遊び。

自力で変体仮名が読めればNDLでも読める。 例えばカエルの絵には「ぶんまわしにてあめのかはづのおやこづれなり」と書いてあるのが読めれば十分楽しめる。 画像は『北斎漫画早指南』と『北斎漫画』より。

江戸時代のコスプレ「ダボハゼ」「イカ」「狛犬」

テキトーな顔の人たち。 江戸時代、耳鳥齋（にちょうさい）はゆるい絵柄で大人気となった。 確かにゆるい。 『歌系圖』天明元年。

明治６年の会話本から。アラビア数字の書き方が慣れてない感じがして面白い。 ここでは彼男、彼女、とジェンダーで表記が分かれている。 舞姫では女のエリスも彼という代名詞で表されるので、彼女という表記はまだ新しいものだったと思われる。 彼男や彼人はまったく使われていない。

NDL所蔵は色が無いので少しさみしいが、北斎漫画は見ているだけでも楽しい。 https://t.co/pz4ada8oMU

幻像器とかいう謎の機械の絵。 幽霊を映し出している。プロジェクタのようだが、そんなわけもない。 「サアサアみなさんのいまだかつて見聞なき幻像幽霊を理学的の作用を以て空中に幻像を現出する実に不思議の器械を発明致升た」 専売特許出願中となっているが、どうなったのかはわからない。

ツクツクボウシよ、お前は昔はクツクツボウシだったのか。

このイカした銃の絵を描いたのは一体誰かというと、実は葛飾北斎。 北斎は銃や大砲の絵なども残していたりする。これは火打ち石で火薬に火をつけるタイプの銃で、なんと銃身が２つある。 この銃が実際に存在するのか、北斎がこれを持っていたのかはわからないけど、心を奪われる何かがあったのだろう。

外国人から見たカタカナなんてこれなのに、半濁点や濁点、ッのような促音の小書きまで書けるとは。 https://t.co/dlXrJpGcC9

天才画家月岡芳年による月の絵。 月なんかどこにも描かれていない。しかし、中秋の名月の輝きが松の影を畳の上に映し出している。 月を描かずして月の輝きを描くという実に趣向を凝らした作品。

どうでもいいことだけど、ラフレシアって日本でも意外と古くから知られていたようで驚いた。 https://t.co/vuvvqjZFXh