#サンキューピッチ
ハイパーインフレーションもそうなんですが、本当はムカつく立場、嫌な奴を、巧みに読者サイド側に立たせるキャラ作りがまさに令和の漫画家といえます。コイツだって最初から最後まで全ての原因の諸悪の製造工場なのに、読んでるとそれを忘れてしまう。すごいことですよ https://t.co/YlcRDxRlRd
#サンキューピッチ
悪役・嫌なやつの典型なんですが、相変わらず作者のヘイトコントロールが絶妙な場面ですね。通常なら弱虫ペダル的な劣等感とか反発、恐怖に支配される立場が、現実を受け入れ、どう彼を売り出すのかと考える場面、ストレスフリーが考えられた秀逸な技巧が感じられます。
からくりサーカス、やっぱり尊厳の破壊、希望から絶望、取り返せない喪失の津波なので、なんでみんな幸せにしねえんだよ、とクレーム入れたくなる
チート付与に出てくる悪役たちは、一様にリアリストであり、自分が何をしなければならないのかと、何ができて、何ができないのかを、しっかり理解しているのが最大の魅力であり、ズボラな主人公との組合せに違和感がなく、この漫画でなければ皆様フツーに強敵として君臨している思考回路なんですよね
日本の2020年代以降のあらゆる媒体の創作物の原初はボーボボにあると言えます。もう手塚治虫の時代は去り、澤井啓夫が漫画の巨匠の時代なのです。全ての漫画はボーボボで投げ捨てられたテーマを自らの歌に昇華させて描かれています。ハルキストからハジケリストの時代なのです。
この様な大逆転劇を目前で目撃でき、しかもドル箱台ですので、10個数えてわからなくなり、伊藤は漫画コーナーと貞子を往復し、テンションうなぎの滝登りでしたが、同居人、ずっと右打ちでトイレ行きたくも連チャンが泊まるのが怖く、店員が代わる代わる箱を交換する隣でひたすら西寛一でした https://t.co/TSiRqGBYaP
FX戦士くるみちゃんですが、本当にパチンカーの皆様に心当たりある場面ばかりで、4パチコーナーから1パチコーナーに逃げたくなります。
いろんな方が戦いてる、チート付与のおっちゃんですが、たった4Pなのに、チート付与らしい下卑た顔、獣医に連れて行くお間抜け、突然なのに違和感がない格言、壮大な結末に導くターニングポイントとなる言動みたしてるんですよね。普通4Pでモブにやらせることじゃないんですよね。モブだからできたのか
チート付与における神なんですが、この2つやりとりが本作の神と思いました。作中における神とは行動規範の定めるものであり、信じる行動規範とそうでない行動規範があると。人生観というか、行動を決める価値基準でしょうか。となるとおっちゃんの行動も神を信じたからこそでしょう。見たまんまですが
チート付与、突然なのか、狙い通りだったのか、作中の宗教観というのはなかなか言語化しにくいですね。別々の人間だから考え方は別ですが、神は善なる存在だし、気まぐれな存在だし…これは作中の国家観にも近いものを感じます。
チート付与のタケって作中では一番粗暴で、あまり賢くないというか、他の6人に比べて一番チンピラな印象を伊藤は持ってます。仲間の死後、彼は知識を通じて、仲間を理解することができました。でもそれは手遅れなんです。タケはそれを神からの罰と解釈しました。しかしその解釈だけで良いのでしょうか https://t.co/AjVtpcWIJr
チート付与、激動の半グレ編が壮大な完結を見ましたが、分厚い考察論文を生み出すには十分な内容。なぜタケが生き残ったのでしょうか。ざっと見返したり思い出したりすると、仲間の中で彼が一番愚かというかおバカだったからかもしれませんし、彼は2枚目の時に初めて仲間になったからとも考えられます