だからヒンメルの恋愛感情云々については、こうやって尋ねられてから「あぁ……まぁ微妙に断定できない表現にはなってたんじゃないですかね?あとは興味のある人達でどうぞ……」となる。
(これが"ガチ"の素直な挙動)
何か私の記憶力が悪いみたいな言い方されてるけど、これに「興奮した」って言われたらロリコンなのは知ってても一応確認は取るでしょ。
まぁ1話冒頭でこれ(新たな伝説が幕を開ける――。)をやっちゃってる上に高3からの後発スタートなんで、
ジャンプスポーツ漫画の通例的に「一気にゴルフの頂点に駆け上がる話なんだな!」と捉えるのはむしろ普通ではある。
そこで繰り出されるのがこの淡さだと、戸惑う読者は……いる!
1話の「スポーツ選手はボロいよな」発言が羨望入ってる説はあると思ってる。
そして1話の中で現実にちゃんとやってる人に怒られて反省をしているので、以降は2度と言わんと思うし。
グリグリの「好きになれるかもしれない」の温度感はすごく淡くて、一生懸命練習が出来るけど、バカにされても腹は立たない。でも「クラブは重くなる」。
……という微妙な感情なのよね。この温度感が共感できると、なかなか楽しめると私は思うんだけどな。
ここも別にナメてる訳じゃなくて、2話みたいな必死さがイマイチ発揮できない自分を何とか追い込んで、必死になる、なれるかを試行錯誤してる感じだと思ってる。
恐らく今はまだ負けたら辞める程度の温度感なんだけど、ここで負けたくないと必死になれるって事は「好きなもの」って事なので。
キルアオは主人公が人生に慣れてるからすぐにフラグ立ってるのに気付くし、
普通なら数話かけてダラダラ恋愛パートやる所を2コマで状況整理完了させて「次にどう動くべきか」をパッと示してくれるの、明快過ぎてガッツポーズした。
人には例え一時精神が変質しても変えられないものが、それ故に苦しんでも、手放す事のできない大切な信念があるんや。 https://t.co/QjW5Xe12h6