【"間"を入れてより恐怖感を】
画像1.でも恐怖による緊張感が出ているけれど
画像2.のように宝箱を開けるまでの"間"を取るコマを挿入すると
よりキャラの緊張感が読者に伝わるよ
【主人公は誰なのか明確にする】
物語冒頭から複数キャラを登場させる場合、
誰が主人公なのかわかりづらくなる恐れがある
読者に主人公が誰か伝わるように画像2.みたいに
主人公のアップを大きく描いたり、
ほかのキャラを小さく描いたり、
主人公以外を暗くしたりして目立たせる工夫をしよう
【斜めコマの効果】
斜めコマの効果は、主に3つ
1.それぞれのコマの中で、特に大きくしたい部分を大きく見せる
2.動き・迫力を出す
3.コマ同士のつながりが強く見え、コマとコマの間の時間経過を短く見せられる
けれど、好みにもよったりもするので
全く斜めコマを使わない人もいるよ
【巨体さあらわす構図について】
巨体のキャラをロングで全体像が見えるように描いてしまうと
巨体に見えなくなってしまう
それで、次のコマの他のキャラが急に大きくなったような印象を与えてしまうよ
巨体さを出すなら、ローアングルで見上げる構図にしたり
背景を使って下半身を覆い隠そう
【漫画での別々の場面を同時進行させる方法】
漫画のコマとコマ間の幅は
基本は横幅は狭く、縦幅が広い
そして、画像2.に描いたとおり
漫画はコマ割りすることで時間の流れを描く
が、もし画像3.のように
家族が同時の時間に起きるという場面を描く場合は
コマの縦・横幅を統一することで表現しよう
【コマワリの順序】
画像では1コマ目と3コマ目の絵を入れ替えてみたが
いつ,どこで,誰が,何に,何してるのかを踏まえていれば
コマの順序を替えても意外と伝わる
むしろ1コマ目に場所風景が入ることにこだわると
展開が固くなってしまうことも
それよりどうしたら楽しませられるかが大事
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それに漫画は何よりわかりやすさが大切なので
状況がわからないと読者は共感できない
・いつ
・どこで
・誰が
・何に
・何してるのか
がわかるような絵をコマに入れていこう
(次へ)
【コメディチックに】
同じコマが続く手法は
あまりシリアスには使わない
(シリアスでやる場合は、やや変化をつけることが多い)
少しコメディチックな表現となる
コメディ的な表現を入れることで
その後のきつめのシリアス表現が緩和され
より効果的に伝えられる
【”間”の効果】
同じコマが続くことで
間を取ることができる
間があることで
読者が目線のキャラに感情移入し
その後に出る感情をより豊かに感じれる
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