めぞん一刻はあんまり凄すぎてネームやストーリーの分析は難しい。もし誰か論文で書いてるなら読みたいくらい。なにそれ絶妙な感情描写とシナリオとバランス感覚は。
ここで一瞬、普段は揶揄うばかりの人たちは一転最強の仲間に。でもキャラは全くブレてない。うますぎる。
「めぞん一刻」のここが地味にすごい。
アルコール検知に風船を使うところ、説明は一切ない。
「説明抜きで会話で話を運ぶ」のが非常に大きいと思います。『説明』は感情を含めてない。そして読者は『感情』を読みたいだから。高橋先生の漫画は「説明必要がある知識」を入れてないからわかりやすい。
逆に『感情』をいちいち『説明』したらこんな風になります。こんなのラブコメを読みたくないんだよ。もっとシンプルに自然の会話で見せてください。
「朝起きたらトカゲになった件⑦」
仕事ができれば何でもいいんだ。上司達が全く気にしない。アットホームな会社です。