#不戦日記3巻 『風太郎不戦日記』山田風太郎氏「戦中派不戦日記」のコミカライズ。淡々とした中にひっかかる飲み込み切れない何か、それでも生活できる・できてしまう認識の中のズレ、空虚さを抱えて生き続けることの諦観…に陥る若さ。読みやすく面白くまた今に通じるものがあって面白かったです。

#不戦日記3巻 精気を失ったようにも、冷静に未来を見つめてるようにも見える表紙の風太郎の表情。何もかも失った中、工夫して暖をとってる姿に作中の風太郎同様ちょっとニヤッとしました。そしてバカの形に集まる鳥のエピソードも取り入れてくれたのも嬉しい！次は復興日記も…勝田先生にぜひ！

戦争を知らない私にも、圧倒的な絵と文の力で、当時の風太郎青年の感じた敗戦の悔しさが伝わってきます、そして苦さとともに彼らの青春の時代、青さも感じ、何回も読み返したくなります、良い作品をありがとうございます #不戦日記3巻

歴史ものというと生き死にを賭けたり映画の様なドラマチックな展開が好きな方も多いと思いますが日常好きにはたまらない #不戦日記3巻 多分あの空間にいたら私もあんな感じたったのだろうなあと思ったり 終戦を迎えて当たり前だったものや価値観が変わっていってニヒリストだったはずの風太郎も文字数