同じく吾妻ひでお「ローリング・アンビバレンツ・ホールド」から。「こんな時永島先生なら……」という通り、片足を地面と平行に上げた歩き方は永島慎二の特徴。画像は「フーテン」から。#吾妻ひでお
で「ローリング・アンビバレンツ・ホールド」次のコマ「ここんとこの動きはこうだろうか」。これは手塚治虫「フィルムは生きている」のキャリア40年のアニメーター、断末魔さん、通称「断さん」のセリフから。吾妻マンガでは多用されていて絶対試験に出るから覚えておこう。#吾妻ひでお
「ローリング・アンビバレンツ・ホールド」の次。背後に笑うゾウが出現し「お父さんの帽子だ!」という謎展開。こーゆーのが「不条理」ともてはやされたわけだが、実はNHKみんなのうた「誰も知らない」(作詞:谷川俊太郎)が元ネタ。#吾妻ひでお
https://t.co/StPhprBlHi
ここまでがたった2ページと1コマ。すごいよなあ。
でもまだわかんないことはいろいろ。奥深い。
(1)口から虫、戦闘機
(2)ビルの夜景なのに海につかってる
(3)「ミレニアム・ゼロ」ごっこって何?
まあ、すべてに元ネタがあると思い込むのはマニアの悪いとこ。気をつけよう。
#吾妻ひでお
あすなひろし作品に吾妻ひでおキャラが出てくるとは。200万部超えのチャンピオン黄金期なのにドカベンでも早川光も黒井ミサでもなくギャグキャラ勢ぞろい。編集の阿久津さん担当作でそろえたか?#吾妻ひでお
@kosakinium @Tk7jGbaXBHR9YVP まあ、吾妻ブームに乗って双葉社が作品集を出すと聞きつけた秋田書店の編集者が「うちにも出させろ」と言い出したのではないかと勝手に推察しています。#吾妻ひでお
「失踪日記」以降の作品で吾妻さんは「『ふたりと5人』は編集者主導のエログロで昔からのファンは離れていった」と書いているが、先のツイートの通りマニアが集まる漫画大会でランク入りしているのも事実で、ご本人の印象と当時の読者の評価は区別して検証する必要があるのではないか。#吾妻ひでお
なにより「ふたりと5人」のエログロ路線が自分の資質に合わないと本当に思っていたのなら、その後に青年誌で連載が始まった「やけくそ天使」の大爆発の説明がつかない。デビュー前は永井豪の作風を志向していたと言うし。単に編集者にあれこれ指図されるのがいやだったのではないか。#吾妻ひでお
先述の宮谷一彦「夜明けよ急げ!」からもう一つ。主人公のギタリストはグループサウンズから脱退し、ブルースを追求していたが、所属していた大手プロダクションから制裁される。「馬鹿め 馬鹿たちめ」というセリフに覚えがあると思ったら、「チョコレート・デリンジャー」だこれ。#吾妻ひでお