#漫画で戦争を知ろう
『凍りの掌』。学徒動員で満州に出兵、終戦を迎えても帰国は叶わず、シベリア抑留。
寒さと飢えと衰弱で仲間たちがどんどん死んでいく。
「オレらは白樺の肥料になりに来たのか」…。
人間が人間扱いされないまさに地獄のような世界が、やわらかい絵で描かれて、心に刺さる。
#漫画で戦争を知ろう このタグで8/15には『紙の砦』を上げようと思っていました。
手塚治虫の自伝的漫画。戦中の不自由さと戦争の理不尽さ。そして終戦を迎えた安心と虚無。
その中からあえて1コマ上げるなら、このコマ。この表情と「……」だらけのセリフに全てが詰まっている。 https://t.co/uwwJzxQUtv
『紙の砦』ヒロイン。手塚漫画でこういう、顔も麗しくいかにも性格も良さそうな女性が出てくると、たいていその後の展開で酷い目に遭わさせるのだが、この京子ちゃんの悲惨さは本当に酷いよ。手塚治虫の容赦の無さ極まれり。
あの米兵の描写も容赦無いけど。
#漫画で戦争を知ろう