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谷崎潤一郎がバカほど書き残した「おじさん×少女」の醍醐味は、精神の優位と肉体の優位がコロコロと反転するところにあると思う。知識・経験・財力等で「優位」なおじさんと、未来・希望・肉体という全く別の「優位」をもった少女の関係性は無限で、『空白と空白』にはその醍醐味がギュッと詰まってる
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人を狂わせる漫画見つけた…優れた作品は読者に新たな世界を開く。それは良くも悪くも「性癖」にも当てはまる…鬼才・天竺浪人先生『虫喰いの花』、「怖い」のに「抗えない」魔力にみちた言葉と、「従うのは誰か」という問を通して、まんまと未知の領域へ導かれる。これは禁書…目覚めてしまった……
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かつてオナニーが悪であったように、「大人のオモチャ」もひと昔前まで「本命」とのセックスでタブー視されており、たしかにエロ漫画でもイチャラブものには滅多に登場しない…そんななかfu-ta先生作品はイチャラブにもオモチャをたくさん盛り込んでくれ、性のヒエラルキーに変化の兆しを与えてくれる
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私が「鬼畜漫画」の魔に憑かれてしまったきっかけは明らかで、オイスター先生『暗澹』を読んだ時、下劣な執着心に汚される日常、という「これまでとこれから」が詰まった扉絵に胸を躍らせ開いた世界で、地の底を這う者こそ、この世で最も天国に近い所へ辿りつけるのかもしれないと知ってしまったから…
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「20歳(ハタチ)なんですけど!」のコマが超絶有名なクジラックス先生の『らぶいずぶらいんど』は実は涙を流して読んだ数少ないエロ漫画のひとつ。盲目のおじさんに手を差し伸べた少女の突拍子もない嘘からはじまるお話。優しい嘘のつくりだす夢のような世界と、現実の惨さに泣いてしまう。
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正真正銘私の愛するエロ漫画第1位、毛野楊太郎先生『Oh!My DOG』。そこらの主従漫画をなぎ倒す「ガチ犬」漫画の傑作。「犬」が絶滅、人が記憶や知性を消され犬となる世界で、かつての同級生を「知性はそのまま」犬化させる話。羞恥心・意志・尊厳等の「主体」を完全に捨てる快感と幸福を描いた超大作
美少女コミック研究家の稀見理都先生にオススメしていただいた甘詰留太先生『くわがた』、田舎の暑い夏、麦わら帽子に真白なワンピースの女の子の口から紡がれる「みんなってもう精通しました?」ではじまる物語に、我々叙情派変態たちが抗えるわけないじゃないですか…劇薬エロ漫画の最高峰…
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いい意味でも悪い意味でも性的接触は「関係性の破壊」に違いない。だから行為前のふたりの関係は余念なく描かれなければならず、それによって細かな接触にも過剰な官能が宿る。緊迫感と心拍数を高めるのに、過激な行為は必須というわけではないのか、と悟らせてくれる、和姦で過激な単行本『めざめ』
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なかに先生の作品、「倫理に反する」とはまた違った「倫理を手放す」性愛で、純愛だけど最も純愛から遠い、みたいな独特の雰囲気がある…擁護施設で姉弟同然に育った二人がある日性交する。社会が作ってきた形の「恋愛」でも「家族」でもない、極限まで単純な性愛がなんとも奇妙で、それでいてエ口い
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「痛み」はあくまでツールであり、それ自体が目的になるとSMは消える。100回は余裕で使用してるベストオブ性癖作家・毛野先生作品には容赦がない。容赦がないのに「痛み」の用い方があまりに的確である。痛みを扱う人間は人一倍痛みに対して敏感でなければならない、と解らせてくれるNo. 1作家である。