10/25
その辺が私を含め多くの人が「唐突」と感じた原因でしょう。
ということで、今までの考察を踏まえ、私の方で補足してみます。(あくまで私の見解ですが)
「(僕がやらなきゃならないことが)やっとわかったぞ。見る景色全てに山田を感じる。(中略)それは山田に恋をしているから。
   8/25
で「ヤバイ、送っちゃった」と思って逃げた…この辺はやっぱ面倒くさいですね。
じゃあなんでマフラーの端を持ったのか。それは市川がマフラーを抱きしめるシーンを見たから。ここでやっと山田も「京太郎がイブの再現をしたのは私に会いたいからなんだ」ってわかったということだと思います。
   5/25
学祭では市川から「一緒に観よう」と誘われたから会う気になったが、今回は誘われてない。ここで私から会うと、それは市川との約束を破ることになるんじゃないか。だから逃げた…。それくらい山田にとって、市川の言葉は重い。「京太郎の言葉は軽くないの」って合宿でも言ってますからね。
   4/25
それは自分のエゴをぶつけちゃうことになるんじゃないか…そう思ったから逃げたというのもあると思うのです。
じゃあ今回市川は一人だったのに何故逃げたのか。おそらく「市川との約束を守るため」です。市川は154話で「外で会うのをやめよう」と言って、自分もその約束を受けた。
   25/25
「こんなに山田に触れたい」は「だから山田も僕に触れたいに違いない」と言う意味もあるんじゃないでしょうか。2人はちゃんと通じ合ってるのです。
…でも山田逃げてるじゃん?どゆこと?
考察②に続く!
   24/25
言いっぱなしになってるので、「相手の本心がわかってないんじゃないか」と読めてしまうわけですね。これはのりお先生、あえてやってると思いますね。それで読者はやきもきしちゃう。先生の掌の上。
今回も市川はちゃんと山田の本心を「わかってるよ」って言ってます。
   23/25
普段はあまり口にしない市川の本心が綴られた歌。だからこそ「つづく」は山田にとってすごく大切なものになってるわけです。
じゃあ何で読者は「コミュニケーション不足」と誤認してるかというと、どのシーンも「本音を相手に言ってるけどその後会話になってない」からですね。
   22/25
1番は山田の告白時の本心を語ったものですし、2番以降はそれを受けて市川の本心が語られてる。山田は「つづく」を聞いて「京太郎は言葉では言ってくれないけど、『全部どうでもよくてとにかく私に会いたい』って思ってくれてるんだ」ということがわかってるんです。
   20/25
フラモブの後も、お互いに本心を言っています。しゃぷ葉では山田は「寂しい」と言ってるし、154話で市川は本音を口にしてる。そして先ほど述べた156話でも。さらに「好きだ」と伝え合うのもフラモブ後、花火回、深夜ライン回と何度もやってます。
   19/25
山田がキス我慢できなかったのも本心。そして合宿ではそれを市川も「わかってる」。市川は合宿で自分の劣等感について山田に語ります。これも本心。そしてお互いに「よくないこと」を考えていたこともわかった。
   18/25
しかもお互いに「相手もそうする」と思ってた。つまり2人はちゃんと通じ合ってる。お互いの本心はわかってるということですね。
読み返してみると、お互いに本音を言うシーンは結構あります。9巻のこのシーン。「私は京太郎に触って欲しい」って意味ですよね。で、市川もちゃんと触ってる。