12月14日は赤穂浪士が吉良邸に討ち入りを行った日ですね。
私のお薦めの忠臣蔵のマンガを紹介します。
杉浦日向子氏の短編「吉良供養」
討ち入りを美談ではなく大量殺戮(死者23名!負傷16名)として捉え
吉良邸で起きた惨劇を描写した作品。死亡した家臣の給料まで調べる緻密な考証です。
5年前に描いた「ブッ僧な人々」
元ネタは日蓮が斬首される際に刀を振り下ろそうとした瞬間、雷が落ち
難を逃れたエピソードから。
noteに登録してるから鎌倉時代の小ネタをエッセイにしたり、ルイス・フロイスの日本史を漫画化したりしたいけど、需要がなさそう。
愛読してるマンガ「センゴク権兵衛」が秀逸なのは登場人物を悪人・善人に色分けして描いていないところ。
天下人の苦悩も現代社会における
トップに君臨する人々と重なるところがあるのではないだろうか?
欲望にとり憑かれ、感謝を忘れ、憎悪を募らせ、情愛に飢え、人々の崇敬を求め、己を偽り大きく見せようともがく内に命を燃やし尽くした秀吉。
最後に救われて良かった‥‥
ちなみに大坂冬の陣で豊臣方が堤防を決壊させた戦術。
大坂本願寺と織田信長が初めて戦火を交わした際も本願寺側は堤防を決壊させ三好三人衆etc.と交戦中の信長陣営を水没させている。
画像は以前に自分が描いたマンガだが僧侶達からは何故か不評でした🤔
瀬戸内寂聴さんを生臭坊主とか、不倫を肯定してるとかいった意見があるけど、日本史にでてくるお坊さんをご覧下さい。
今週号のセンゴク権兵衛。
ついに秀吉の臨終の瞬間‥‥
三途の川に現れたのは無数の武者に
藤吉郎さん、と呼ぶかつての友。
何を語るのか気になる!!!
センゴク権兵衛25巻を購入。
豊臣家の崩壊の発端となる秀次事件を圧倒的な描写で描いている。
秀吉、秀次の息づかいや苦悩が頁をめくる毎に伝わってくる‥‥