普通であれば、過去のカケラと明らかに違う動きを見せる梨花や詩音の行動を見れば少しはおかしいと勘付いてもいい筈なのにそれを一ミリも疑いもしなかったのは、それだけ沙都子にとって「皆と過ごすいつもと違う日常」が本当にかけがえのない大切な日々だったのだと思うと本当に辛い……
ここの沙都子を見るたびに「これまでの記憶を消した」方が幸せなんじゃないかと思ってしまう
普通の人間がこれから起こる未来を知っている不幸に苛まれて「知っていれば幸せ」なんて嘯くまでに生きる希望そのものを諦めてしまっている現状は「知らなければ良い事もある」を体現してるように思う
圭一の育ちの良さが如実に出てるシーン
歳を取ると改めて、まだ若干14歳にして料理をご馳走される有り難みを弁えてる圭一はスゲェってなるよ
惚れてまうやろ
巡
前回の更新で沙都子が惨劇を起こさなければならない理由の謎が明かされたのが個人的に面白かったかな(更新の時も呟いたけど)
正直、読んだ当時は
「惨劇を起こさないといけませんわね」
『なんで!!?(ビュティ風』と思ってたし()
業/卒と巡は沙都子の繰り返す目的から何まで全然違うは今更だけど、それをまたより強く決定付けるシーンは猫騙し編ラスト
アニメ版は自分と梨花のみ※して部活メンバーは文字通り蚊帳の外扱いだったが、巡はその場にいた全員を葬った直後に発した沙都子のセリフからも両作品の大きな違いが見てとれる
銃という小細工の必要ない絶対の武器を持っている驕りのツケが、かつてアイデンティティーであったモノで自身へ段々と跳ね返ってくる展開は少し切ない
本来なら相手の行動を読むトラップにかけては右に出る者はいなかった筈なのに、、、
初ループだった鬼明しを除けば、これまで隙あらばいつでもどこでも誰かに薬を仕込もうとする用意周到だった沙都子が、梨花ちゃまが仮病で休んだ日に偶々アンプルの入った注射器を家に置いていくガバをするのは肝心なとこで詰めが甘い沙都子らしいので○
(見方によってはご都合主義なガバ)
合理的に考えるならば作戦の確実性を上げる為に梨花だけは他部活メンバーと作戦を示し合っていない可能性が高そう
圭一が梨花と沙都子の二人から聞いた話のどっちが嘘か確証がない以上は先ず、二人を泳がせるのが正解だし万が一に備え梨花にはレナを、沙都子には詩音という警護(監視)を付けたのかも?
やっと携帯の充電できた!()
業卒で一番見たかった、皆が協力して運命を打ち破るルートになりそうな燃える怒濤の急展開で最高に盛り上がってきた巡!
長かった沙都子の旅ももうすぐ終着点、どこか寂しさを物悲しさを感じつつ憂いなく終わって欲しい希望を抱きつつ次回が楽しみ!