ラルが見た幽霊は正確には聖霊といいます。この世界では輪廻転生が信じられていまして、人の魂は生まれ変わるものなんですけど、聖域に葬られた皇族だけはその輪から外れて、帝都を護る結界を形成する存在になるのです。
野人令嬢の世界の神様は「信者が捧げる祈り(生命力)の量」によってヒエラルキーが変動します(笑)。全能神が現状最高神なのは大陸最大国である帝国の人々が祈りを捧げているから。つまり帝国が拡大すればするほど全能神が神の中でランクが上がる仕組み。法主国の至高神がライバル。
セルミアーネが着ているこの服は「皇族様軍礼服」です。皇太子用、皇帝用は違います。ですので、父や兄は着ていないので(二人とも成人と同時に皇太子になったので)、ラルフシーヌの父親も分からなかったのです。
「ラルの兄姉の設定下さい」言われて、ノリノリで作ったらなんと全員キャラを起こして下さったでござる((((;゚Д゚))))ありがてぇありがてぇ(笑)。