明日COMITIA138の新刊では、あの『翼賛一家』が80年ぶりに紙の漫画に帰ってきます。戦前の価値観まんまで暮らす一家が令和の世によみがえりました。ドラマの開戦報道に「誰も浮かれてないのはおかしい」と憤慨した方もこれなら大丈夫。(誰得)
コミティア143に来ておりますが新刊はまだできておりません。代わりといってはなんですが、サークル改名記念として配布予定だったペーパー用の四コマをごらんください。(コピー機の前で我に帰ったので配布はなし!です)
『飛べ!孫悟空』第56・57話は、買収の嵐が吹き荒れた昭和の自民党総裁選を猛烈に戯画化した怪作。詳しくは『飛べ!孫悟空スーパーずかん』をご参照ください。飛べ孫には当時の福田首相・大平首相のそっくり人形も村人役などで準レギュラー出演しており、そういう時代だったのとしか言いようがない。 https://t.co/AcIMfwBVTe
昔の相撲雑誌をあさっていたら、たまたま載っていた読み切り実録劇画の作者名に仰天(『相撲』1972年5月号)。こんなお仕事もなさっていたとは知らなかった。この時代ならではの野心的なコマ割りがすごい。しかし最も時代を感じたのはお手伝いの人が描いたのであろう四枚目の観客席のモブの画風。
『悟空の大冒険』が配信終了するようなので、悟空ロスを埋めるべく出崎統監督による漫画版(初出は1967年の『COM』)を購入。悟空の前歯が出てるのがアニメと違っていて惜しいが、名監督は手塚先生に師事しただけあって漫画も普通に上手い。初期の吾妻ひでお先生もこの画風に影響受けたりしてないか。