サマー・シャーク・アタック ☆3.5
キャンプ地の湖に鮫の群れが出現!
サメ映画の攻撃手段といえば当たらない銃で水中を撃つような貧相な物が多いが、この映画では謎の男ジョーンズの大量ワクワク対鮫兵器を駆使して戦うのが見所。
闘う仲良しファミリーの明るい雰囲気が良いぞ。
ラストもド派手じゃ!
取り憑いた怨霊に麻雀を打たせるゴースト雀士やテレパシーを使う(ズルい!)姉弟雀士等ライバル達も常軌を逸した個性派揃い!
そしてここが真の最高潮!
島に残された子供達と仲間になる為一話で友達になったサメ(喋る)と共に戦うVSバラクーダ戦!
擬態能力に目覚めるゴンズイと飛行能力を手に入れた相棒鮫!スーパーなマニューバでバラクーダを次々やっつける一人と1匹にオーディエンスの興奮は頂点に!
ジステンパーで死にかけながらも大会棄権を拒否するジョー。
『死ぬときはドブの中でも前のめりで死にたい』梶原イズムの継承者。
これぞ野犬劇画!😭
二回戦は人喰いボラとの死闘!
『人間の味を覚えたボラは世界中の海を人間を襲いながら回遊してピラニアの様に獰猛になって帰ってきた!』
この衝撃理論も作者が『ある』と言い切ってくれるので安心です。先生があるって言うならあるんです!
どう考えてもここがピークですが恐ろしい事にまだメラです。
伝わるか分かりませんが、禁則事項をものともしない鶴田演出の底の深さに、
久我重明先生の寸勁講座。
『20ヶ所余りの関節を駆動させる正拳突きの型ーーーそこから3ヶ所の動きだけ差し引いたもの』の下りを思い出しました。伝わりませんね、すみません。
現在発売中のアフタヌーン8月号で連載開始された皆川亮二最新作『ヘルハウンド』がヤバイ‼︎
あの伝説のアルティメット野犬劇画『甲冑の戦士 雅武』を彷彿させる野心作なのじゃ!
スプリガン×甲冑の戦士 雅武!(昇天)
絶滅から実に34年。アーマード・ドギードッグ・ソルジャーの血脈がいま蘇る‼︎🐶