笹崎戦で一番描きたかったシーン。 セリフがないように見えますが、誌面では、ほぼ全コマに川上のモノローグが入ってます。 天狗の川上が打ち込まれて心が折れていく場面ですが、スラムダンクだったらもっと上手く掘り下げていくんだろうなと思いながら描いてました。

目黒川戦で一番描きたかったシーン。 初勝利の喜びの瞬間です。 その週の頭に来てしまいましたが、できれば勝った瞬間の流れのまま、このシーンも同じ週に収めたかったですね。

用賀第一戦で一番描きたかったシーン。 ROOKIESは基本的にグッとくるシチュエーション作りを目指してましたね。

白井編で一番描きたかったシーンはここです。 アシくんが描いてくれた、WBCのベルトがカッコいい！

こんなん言わせたからなぁ…。 4人にそんなに力の差はないはずなのに、こいつだけ格落ち感が…。 別のやり方があったなぁ…。 なかった事にしたい。

葛西編で一番描きたかったシーン。 一番気に入ってるシーンは他にありますが、描きたかったのはここです。 とにかく主人公を無様に敗北させたかったのです。

この「草ひき」という言葉が方言だとは思ってませんでした。 「草むしり」「草取り」が正しいんですね。 編集部なんか言うてくれや。

ストーリーを考える時に、僕はまず最初に一番描きたいシーンを思い浮かべます。 あとはそれに向けて必要な要素を考えながら話を組み立てて行く感じですね。 鬼塚編はこのシーンを描きたいがためのお話でした。

梵は初登場時、ただの嫌な先輩芸人という位置付けだったので、こんな言動してます。 連載が長くなると、悪役も背景を掘らないわけにはいかない。するとどうしても当初考えてたキャラとは齟齬が生じるものです。 後に後付けだとしても、そのへんキチンと辻褄を合わせてくる作家は偉いですね。

太尊を走らせたのは、じっとしてられなかったのを表すためじゃなくて、禁煙してる太尊がここにいると、タバコの回しのみのシーンが成り立たなくなるから。

セリフの「…」は点が3つで一文字分。 なので、原稿の吹き出しに点々の数を考えずに、適当に3つくらい点を書いて渡すと、気の利かない担当だと、このように、本当にそのまま点が3つだけになってしまうことがある。 うまく言えんけど、このコマにコレじゃ何かあかんやろ！

ここに何て書いてあったかですが、メテオさんが教えてくれた「ノーブラ、俺はノーパン」が正しかったようです。 そうでした！ これうっかり見過すところでしたが、坂本の方が自らすごいカミングアウトしてるんですよね。 自分はブラありのノーパンなのかって、読者は騒然としましたね。 いや嘘やろ！