永井豪の自伝的マンガ『激マン!』に、『ゲッターロボ』の週刊連載を、自分の代わりに石川ケン(作中表記)に頼む場面がある。「ネームが苦手だから週刊はムリ」と言うケンに激先生(作中表記)は「巨大ロボット物は大ゴマを使えるから大丈夫だ」と説得。当時は、大ゴマを多用するのも難しかったのだ。
どんな事件も金の力で解決する警察官のマンガ『リッチ警官キャッシュ!』。具体的にいくら使った使ったのか…を柳田と計算してみたら、ヒジョ〜に面白かった。たとえば第1話だと、200億円くらいとか。笑。いま制作中の『ジュニア空想科学読本』で詳しく考えてみたいけど、ネタバレさせちゃいそうで…。
今月14日に亡くなった元阪神のバッキーは、『巨人の星』にも登場した。
昭和43年の9月18日の試合。バッキーが王に危険球→乱闘→バッキー退場→王死球→乱闘→長嶋本塁打(ここまで事実)。
しかも『巨人の星』ではその後、花形が大リーグボール1号をホームラン! 盛りだくさん笑。
#おはよう戦隊0918
来週『空想科学学園』の第4巻が発売されます。1巻ごとに、物理、生物、地学…とやってきて、今度の「化学」で完結。学習マンガだけど「おかしな能力を持ったハミダシ者たちが通う学校」という設定で、楽しく取り組めました。個人的には、性格の悪い「池の女神」が大好きで、彼女とお別れするのが残念。
棚園正一さんの『マジスター』の後編、スペリオールで読んだ。「病院訪問教育」という重い題材のマンガだけど、やっぱり面白い。全然じめっとしてなくて、主人公は無表情で、登場人物が皆さり気なく優しい。「ふーん、そうなんだ。」と素っ気なく言う見崎恭平の後ろ姿がとてもいい。連載にしてくれっ。
『ジュニア空想科学読本』の校了作業、もうすぐ終わり。うーん、今回もイラストの選択に心残りが…。例えば、添付のラフ案のうち、個人的にはBが好きなんだけど、原稿との関連を考え、採用したのはA。たぶん、その選択に間違いはない。ただ、Bの表情が本当によくて…。この時期、いつも悶々とします。