【2】
死神はその人間をせせら笑う
「ではなぜ魔物の私と戦おうなどと愚かな決意をした?」
ゴンタロウが声を荒げる
「バケモノなんかが俺の近所うろつくなよ!」
「バケモノとはなんだその言い分!」
人間の仲間であるが思わず声を上げるディスクイル
妖怪も人間からすれば“化け物”なのだ。
【2】
「旧世界では地球の支配者しかしそれだけ!」
「人間だからってなめんなよムーンベアとか名乗る奴!」
ムーンベアの見下す態度に怒り高ぶるコチョレータル
月の熊?どこが熊なのさ地球のとは似ても似つかない
そしてムーンベアが武器“クマノテ”を構えた
「試してやろうそちらが武装調律師!」
【4】
武装調律で変化した武器を振り回すコチョレータル
一方、近場ではゾンビヨコと魔物テラーキャットが戦う
テラーは状況から思い巡る
魔物の苦手はサイキックパワー、なぜ敵の妖怪は平気でいられる?答えはその伝説の武具!
(続く)
次回 Chapter 226「魔物の弱点サイキックパワー」
【2】
「こっちの魔物はやっつけたけど逃げた別なのが気になるね!」
魔物を倒し瓦礫の横で休息のバスターフェレット
そこに残っていた敵の自動攻撃兵器が襲いかかる
ディスクイルはそれを避け、バスターは拳で叩き落とす
まったく人間を守るのがこの影干支のフェレットの使命かあ!いやだねえ!
【4】
魔王軍の猫耳を持った魔物たち
虎ならぬ猫の威を借る女狐か!
ディスクイルは剣を構え叫んだ!
「倒す!地球側の生体基幹OSは“ペットソルジャー”」
ペットソルジャー
Personal Expert Tactics Soldier
(個人型高度戦術兵士の意味)
(続く)
次回 Chapter 245「強化!死神の大鎌」
【4】
「魔力など俺の力で打ち消す!」
「こっちは魔力をまとったネコソード!ぶった切る!」
激突!ゾンビヨコの武具とテラーの剣!
それを遠方より死神が見つめていた
その場のディスクイルが問いた
「死神がなぜここに来た?」
(続く)
次回 Chapter 212「サイキックの貯蔵庫」
【2】
魔物の苦手なサイキックの満ちたパワースポット
ストロベールは平然と言い放つ
「それでちょうどいい、辛いものほど味はうまい!」
両手に加え両足に装着した大鎌
合計4本
それらを振り回しはしゃぐ死神ストロベール
「あのねえ、この場所を破壊しろとも命令されている、猫魔王様から!」
【4】
テラーキャットの目的
「この街を潰す!狙いはパワースポット!」
サイキックパワーの貯蔵供給施設を!
ディスクイルは武器を手に取る
そこに味方が現れアドバイスした
「魔物じゃないさ世に魔法をもたらした猫型の異星人“猫族”だろ?」
(続く)
次回 Chapter 205「魔王軍の猫族」
【2】
「ヒトガタ兵器は妖力を使えない!私のサイキックでこの武具を制御する!」
ゾンビヨコレフトが使うランドジャベリン
だがそれは本来妖怪の使う武器
テラーキャットはせせら笑う
「サイキックで動く人工妖怪の貴様はな!」
「魔力を扱う魔物!上等さ!」
ゾンビヨコとテラーキャットが激突!
【2】
死神ストロベール、任務はなかば放棄?
仲間に対し憤るスペースセイレーン
単独で勝負を挑む
「まあこちらも剣は出せるよディスクイル!」
二の腕のプレートから光剣を発生させた!
左右2本ずつ合計4本
「宇宙用の魔物!いろんなとこから武器が出てくる!面白い!」
ディスクイルは余裕だ。