第十三幕
引き続き、刃衛視点。戦いの焦点を伝説の人斬りの抜刀術をいかに躱すかというところに置いているので非常に見やすいし、それを上回ってくる抜刀斎の容赦ない強さが光る。 
   第十四幕
身近な人々が自分を人斬りではなく不殺の流浪人にしてくれるというのが剣心の答えで、俺たちの本質は人斬りだというのが刃衛の答えだったわけで『るろうに剣心』最大のテーマはここに語られ尽くしている。 
   それはそれとして、第十三幕の「殺してやるからさっさとかかってこい」っていう抜刀斎モードの剣心、普段の締まらない顔の剣心からのギャップが強烈過ぎて読者の精神が破壊されてしまう。 
   『ONE PIECE』
これまでの数多の死闘を振り返ってみたけれど、麦わら海賊団最大の危機は、やっぱり、アホ2匹だけで海に出たこの瞬間だと思う。 
   観客や視聴者をバカ扱いするからつまんない作品になるんだ。もっと信用しろ。という感想をよく抱くんだけれど、インターネットだと「鶏油を入れるな」で大体通じる。 
   水木しげる「睡眠力は全ての源」
松本零士「よく寝る男は大物になる、寸時を惜しんで寝る男こそ真の勇者だ」
やっぱよく寝てる漫画家は長生きするんすね。みんなよく寝てくれ。 
   キャプテンハーロック「寸時を惜しんで寝る男こそ真の勇者」
松本零士の描くヒーローは確かに理想的にかっこいいのだが、どこか生活感があるのがいい。自身の父親の姿が下敷きになっているからだろうか。