現在のフランスはフランス革命後の第一次共和制から、ナチス占領下、ドゴール政権を経て、第五次共和制である。フランスはカトリック国であり、来世の概念は写真家には本来ない。また、英国では何度か大規模なカトリック弾圧があり、現在のアイルランド解放戦線などにも尾を引いている。
これに関しては「The Way of Dark」(19世紀末から20世紀初頭にかけて中国に滞在していた宣教師が書いた本)の中で全く同じ立場で、ただし清代中国での外国人の振る舞いについての注意がある。「現地の人は相手が外国人で作法は知らないができる限り礼儀正しくしようとしているとは見てくれない」
シャルル・ドルレアン(またはシャルル1世・ド・ヴァロワ。1394年11月24日 - 1465年1月5日)の「ロンド」より「季節が外套を脱ぎ捨てた/風と寒さと雨の外套/
そして刺繍を身につけた/澄んだあかるい光の刺繍」を黒さんの写真をみた白さんが連想したということ。おじいちゃんの教材であろう
ただ前述のとおり「壁に描かれた絵と絵に描かれた自分と自分が描いた絵」っていうのは写真家を扱う上で一貫して存在し、もちろんドリアン・グレイの肖像的なものが頭をよぎってはいる
ポール・ヴェルレーヌの同題の詩。N'est ce pas?(そうしましょうね/堀口大学訳)が頭にあり、それがとてもすきで、気がついたらこの人の口癖のようになっていたが、この話描いたときにはまさかこんなメインキャラになると思っていませんでした。
時代背景などを鑑み、「中国」という言葉を使わないようにしていたが(中国という単語自体は明代からあるけど)、この言葉自体がセンシティブな意味合いを含むので、そういう意味では人種間国籍間の不理解と差別は「あるもの」として扱ってるけど相当気を使って描いてる
このページだけでこの二人の友人関係を全部説明したかったので、それを汲んでくれた人がいてすげーーーー嬉しかった