1670年頃若き日のダンピアが訪れたバンテンは、台湾鄭氏と交易関係を築いていました。鄭経の頃。
少し前にシャムが対日貿易を再開したり、琉球が日中貿易の仲介を再開したことが、鄭氏としては商売敵登場だったため、新たにバンテンと関係を深めたんだそうです。
#ダンピアのおいしい冒険
今回も次回もダンピアの幼体が出てきます。
このデザインは動かしやすさ、(多少嫌な部分があっても許せる)親しみやすさなどを考えてなのですが、子供っぽくしすぎて加齢の描き分けができてなかったなあ…と反省しています
(3/3)
間違いや誇張もありますが…興味を持っていただけたら嬉しいです。
主な参考文献
・「モンゴル帝国史4」(東洋文庫)
・「暗殺教団 イスラームの過激派」B.ルイス
・「暗殺者教国」岩村忍(ちくま文芸文庫)
昔描いたので読みにくいものですが…
中世、暗殺教団と呼ばれたニザール派。イラン北部の山岳アラムートに堅固な城を築き、敵対者には暗殺をもって対抗…不気味なイメージが先行しますが、もう少し踏み込んで調べて描いた歴史創作漫画です。(1/3)
#自宅待機が奨励される今こそ漫画を宣伝しよう
食糧調達系の海賊漫画を描いています。
(全編はこちら→https://t.co/Q7OR7DLC7y)
今回出てきたこのおじいさんも周航記に出てくる人(ただしこの時点でデーヴィスの下にいたかは不明)ですが、ダンピアによればこの時83歳くらい。つまり1600年頃の生まれで、クロムウェルのアイルランド遠征にも従軍したそうです。17世紀をずっと見てきた人ですね。
陳舜臣の小説でのジェベとスブタイの別れのシーンがとても好きで、漫画で描くにあたり、特にジェベは(私なりの解釈ですが)それにとても影響されてました……