その11
おしまい!次章に続きます。
聞こえし者になるには、まだ果たすべき役目がありますね。
仄暗い水の中、
更に深く沈んだ先で、
今は只、闇と眠ろう。
共に眠ろう。
その5
炎と共に在り、炎と共に死んだ男。
フェスタス。あの時君の顔が見えなかったのは、最後に自分の顔を自分で焼いたからじゃないのか?負けた死に顔なんて、誰にも見せたくなかったから。君は負けず嫌いだからね。私はそんな気がするよ、フェスタス。
何か言ってよ。一言でも良いから。
その4
これは私のド妄想なんですけどね、ガブリエラさんに...召喚弓矢...使って欲しいんですよね...。
妖艶に光る...無数の紫の光の矢...。戦いが終われば、夜が明けた蛍のように消えていく...。
その3
例えばアーンビョルンが生きていて、アストリッドのした事を聞いたとしても、彼は彼女を責めることはせず『あいつが苦しんでいたことに気付かず、俺は夫としても部下としても失格だ...』って自分を責めたと思う。
きっとあの時も、死の間際までアストリッドの事を心配してたんだろうなぁ...。
その2
フェスタスが指輪を手放していなければ、ガブリエラが一党の未来を占っていれば、ヴィーザラとアーンビョルンが万全な状態であれば、アストリッドが取引をしなければ、シセロがここに来なければ、聞こえし者が現れなければ。
何かは変わっていたのでしょうか?
うちの聞こえし者の新人時代漫画
【全てを変えた嘘】編 その1
『今まで私を守ってきた指輪だ。きっとお前のこれからを守ってくれる。』 https://t.co/daGQcQLIwt
その7
フェス爺ーーーーッ!逃げろーーーーーーーーーーッ!!!でも、逃げずに立ち向かったんやろな。多勢に無勢でも。
死ぬ前に少しだけ、聞こえし者の事を考えたりしたかな。それとも大好きな破壊魔法の事だけ考えてたかな。彼が戦いに満足出来たなら、せめてもの救いなんだけれど。