ジャングル大帝のアニメは最初から米国向けを意識して作られた。だから米国テレビ局の意向が入っています。コンガは元々ケン一くんの彼女メリーでジャングルで行方不明になり原住民の女王になるがアニメでは黒人問題で設定が狩猟区守備隊長に変わる。つまり65年の時点で黒人問題を直しているのです

永島慎二先生の貸本時代の傑作

1968年プレイコミック創刊。手塚治虫先生は深層心理の恐怖を描く「空気の底」他を連載開始。ワイルドキャットを連載した石森章太郎先生は手塚先生に対抗するようにやはり同傾向の「石森章太郎劇場」を描く。空気の底はすぐに単行本になり有名だが石森劇場は2002年にやっと歯車で一冊にまとめられた

歌の無人島編が人間のいない楽園の動物達の話で同傾向の内容で漫画の神様と王様がバチバチッと、しのぎを削って創作していたのが感じられてとても面白いです。

この歯車という文庫本は石森章太郎読み切り劇場全話収録以外にも、小松左京の「くだんのはは」映画の「マタンゴ」(星新一他原案）も収録されていて密度が高いです。石森章太郎劇場というタイトルが地味すぎて当時本にならなかった？空気の底みたいな題を付けてたら？…BlueZoneみたいな良いタイトルを

石森章太郎先生が三島由紀夫事件を扱った怪作。なんとタイトルは「倒錯のSEX」だ!

この作品は文庫で読めます(元々はコンビニ本だったらしい）

望月三起也先生の最高傑作は「ジャパッシュ」である。世界征服を企てる日向光は言葉巧みに民衆を誘導していく。その段階をずっと見ていくと読者まで感情移入させる望月三起也先生の才能に驚愕させられる。この作品はある意味ワイルド7よりクリエイターに影響を与えた。衣装は三島由紀夫の楯の会から

ジャパッシュ日向光の最終目的はこれだ。アメリカを植民地にする。そのために最初は国民に好かれる政策を進めるが日本人を兵隊にして戦争に送り込む為の方便だった。

藤子不二雄先生の代表作の一つ「魔太郎がくる！」は現在内容をかなり変えられて出版されている。魔太郎の復讐の方法が真似できるやつは全て改変。でもちょっとおかしくないか？子供がショベルカーで襲うなんて、それも魔太郎のマンガを見て真似するなんてあり得るだろうか？バットで殴るのも封印？？

そんなの魔太郎を見なくても普通にやるやつはやるだろう？。ちょっと弱気なんじゃないか？それだとかなりの数のケンカ漫画、アクション漫画が封印になるんじゃないか？