ヒットする作品には型があるのでしょうか?
長いストーリーは必然的に同じ型になりやすいのです。
型にあてはめたからといってヒットするとは限りませんが、自分のストーリーの進行をチェックする基準にはなります。
#マンガ脚本概論
よいフィクションには「推進力と「リアリティ」がある。
「推進力」は読者に最後まで読んでもらう力。
「リアリティ」はその作品世界が実在することを証明する説得力です。
#マンガ脚本概論
プロの編集者は新人作家を見る時、まずキャラクターが描けるかどうかを観察します。
ヒットする作品では必ず個性の強いキャラクターがストーリーを牽引します。
よいキャラクターは作者とともに成長し、ストーリーを切り開く力を持っているのです。
#マンガ脚本概論
新人作家はストーリーづくりと並行してキャラクターを考えたほうがよいです。
例えば主人公の成長物語を描きたいのであれば、あなたが好きなタイプの人間を主人公にするよりむしろ「弱い人間」を主人公にするべきでしょう。
キャラクターはストーリーのテーマと密接に関係している。
#マンガ脚本概論
とあるオートロックのマンションにあった「ペット」ボタン。これ勝手に押したらなんかとんでもないことが起こりそう…
キャラクターのことを一心に考え続ければ、キャラクターが動き出し質問に答えてくれるようになるでしょうか?
答えはNOです。
他者の経験と知識について勉強し、違う価値観について描くという視点が必要です。
#マンガ脚本概論