慥かに絵にはその作者の人間性が出ますね……うん、私も今更人間性を読み取られても怖くもないです。これが私だから。
ひとつ言うと、私は虫が苦手です。子供の頃も基本的に触れませんでしたし昆虫図鑑も正直苦手でした。でも色んな絵を描いてる内にフォルムの美しさやかっこよさなどに気づいて絵のモチーフとしては好きになり、芋虫なども今は眺める分には平気です。でもやっぱり苦手ですが。
「表現とは文学的であるべきだ」「表現とは自由きままで楽しくあるべきだ」「売れるものこそが素晴らしい」「哲学や詩的なものこそ」「君の絵はこうすれば売れる」「アートとは」
雑音を遠くに聴きながら
描き続けております。
何か褒める時でも自虐する時でも言葉の頭に「クソ」をつけたがる人たちがいるんだけど、それを耳にするとなんとなく寂しい気持ちになってしまう。語彙力ないから!って自分から言う人もいるんだけど、だったら他の言葉を意識して選んでほしい。自分の心に自ら泥を投げつける行為は寂しい。
現実があまりに酷いことばかりだから、せめて楽しい夢をと望むけれど、すぐまた虚しい記憶が駆け寄ってきては私の腕を掴む。