私の描く絵は、完成してから暫くはあまり見向きもされず。
サロメの点描画は2004年制作、カフカの変身の点描画は2005年制作。
冗談みたいだけど特に私の作品は
伝わるまでとてつもなく時間を要する。
現実があまりに酷いことばかりだから、せめて楽しい夢をと望むけれど、すぐまた虚しい記憶が駆け寄ってきては私の腕を掴む。
自己肯定感が散々失われた生き方をしてたらそれが普通だと思ってしまうので、急激に褒められたり尊敬しますとか言われると嬉しさもあるけど戸惑いの方が勝っちゃうのよね個人的に。多分自分が思う以上に自分は歪んでるのかもしれない。でも誰かを妬むことも同じくらい無い。
慥かに絵にはその作者の人間性が出ますね……うん、私も今更人間性を読み取られても怖くもないです。これが私だから。