自己肯定感が散々失われた生き方をしてたらそれが普通だと思ってしまうので、急激に褒められたり尊敬しますとか言われると嬉しさもあるけど戸惑いの方が勝っちゃうのよね個人的に。多分自分が思う以上に自分は歪んでるのかもしれない。でも誰かを妬むことも同じくらい無い。
活動初期の頃の作品(1枚目2枚目)と最近の作品(3枚目4枚目)で近いものを並べてみる。描いてる内容自体は全然変わってなくて好みの要素も変わってなくて成長してるんだかしてないんだか……ただ好きな気持ちも変わらない。
神頼みして一時だけすごい能力を授けられても迷惑だなぁ。そんなことより私は思うがまま自由に描きたい。
この2つの絵は描いた時期も全然離れていて(12年ほど離れてる)、でもあとから見たら「あれ?何か繋がってるぞ?」と気付いた時に、自分の中の世界観が自分でも気付かない内に形成されていたんだなと思わされました。
窓の外に広がる景色や、花火の様に華やかに現れて何処かへ消えてしまう様な行き交う人たちを眺めつつ、思索したり空想したり。
私の描く絵は、完成してから暫くはあまり見向きもされず。
サロメの点描画は2004年制作、カフカの変身の点描画は2005年制作。
冗談みたいだけど特に私の作品は
伝わるまでとてつもなく時間を要する。