で、ナァス編というと、原作では一般人を巻き込んだ夜の大市街戦が見せ場だったのだが、アニメ版に続いて、ドラマでも、ここはカットされてしまった。健太がアオイを探しに行く時系列の関係からか、朝に改変されやすい。なにげにナァス編は #ウイングマン が映像化される時の試金石かもしれないなぁ
「ブラック・ジャック」の名作「刻印」で、ロックがBJに手術を依頼する前から既に失明しているという設定が何故あるのか、ずっと疑問だったが、あれはオチのサングラスを外して「信じてくれ」というシーンの為だと気付いた。ロックの失明の下りは、このオチがない改作前の「指」からあったのだろうか。
「人面瘡」これは最初に載ってる「石川県で昭和十四年にあった人面瘡の事例」が、凄く効いてるんですよ!切除しても復活するという危機を経ての、衝撃のオチ!ちょっと「Xファイル」にありそうな話。個人的には、犯人がゴルフみたいに薪を飛ばして、黒男先生に当てる所が凄くセンスいいと思います。
チャンピオン・コミックス17巻「魔女裁判」。ズバッと決まっていたオチのセリフが、時代とともに修正されたんで「あれ?」と思ったら、文庫・全集などへの収録もなし。やはり奇形の話はダメみたい。「ブラック・ジャックを見下していたエリート医師が共闘する」という熱いパターンの話だけに惜しい。