紙のころは対戦相手や場所を見つけるだけで一苦労であり、その分一戦一戦の価値が非常に重かった
一方MtGアリーナでは簡単に対戦できるため一戦の価値は軽い
そのため不利と分かるやさっさと投了し、別の一戦を始める方が効率はよいのだと気付いてきた
だが、それでも俺はこの勝負を大切にしていきたい
どの世界にも「言ってはいけない一言」というものが存在する
特に趣味の世界においてはその傾向が顕著だ
何故かというと関わっている人間のほぼ全員が「それが正しいと心では分かっているがそれを認めると全てが崩壊する」と認識してるケースが多いからだ
正論なんてのは心の奥にしまっておこう
MtGはデッキの無限の組合わせが魅力の一つだが
勝てるデッキを目指したらその正解はあまり多くはない
上の方に行けばどれも似たようなデッキばかりとなる
これは本作であっても「wikiに書いてある最適解にいかに早くたどり着けるかレース」から抜け出せなかったという事だ
ゲームデザインって難しいな
《TCG未経験の方へ》
もしあなたへ熱心にTCGを勧めてくる人がいたら
その人は悪人です
あなたを無限の金と時間を費やさせる底無しの沼へと引きずり込もうとしています
一度足を踏み入れれば這い上がること叶わぬ無限の戦いを続けることでしょう
それを理解した上で全力で沼に飛び込みましょう
さあ早く
どの趣味娯楽も自分がやってるタイトルのシェアを調べることになんてさして意味はない
覇権だとか業界一位だとかそんな言葉があるが、みんなやってるかどうかよりも自分に合っているか、自分の周囲がやっているかが大事だからだ
しかし、だ
やっぱ気にならないっていうと嘘になるだろう
TCGやってりゃ誰もが「ぼくのかんがえたさいきょうコンボ」を思いつくものだ
だが実際は手札や相手の妨害なんかでなかなかうまく回らないのが現実ってもの
とはいえ初期手札にコンボパーツが全部そろってたりするとそりゃあテンションは上がる
そしてそれが妨害されると心が折れそうになる
おのれ赤単
パックを開封する瞬間てのはTCGの醍醐味と言える
特に中のレアを見た時のテンションは最高潮にアガるが…
それゆえカード性能を冷静に評価できない事も多い
その異常な心境で作られたデッキはさも最強カードの最強デッキかのように見える
次の日冷静になるとそこには紙束が転がっているにも関わらずだ
TCGのお店に行く人へ
・あなたの行く場所は「人前」です。身だしなみは整えましょう
・お店は公共の場所です。「ボクだけの聖域」ではありません
・対戦相手あっての遊びです。相手の事も考えて礼儀は意識しましょう
・服はこまめに洗濯しましょう。TCGとか関係なく
・だから!フロくらい入れやあ!!