あっ、このページの首相、ヒゲと勘違いされて一度塗られたベタをホワイトで消してる！ 原画で見ると想像もしなかった情報がいろいろ伝わってきますね〜！

「毎日小学生新聞」に連載された「クロッペ」。あおおに先生は「クロッペ」がお気に入りで自費出版で本を作り、100社ほどに送られたそうです。唯一反応したのが小学館の学年誌で、主人公を探偵にして「カゲマン」が始まったのだとか！ 「クロッペ」の単行本、欲しい～！

東京駅八重洲口辺りに「よつばと！」の生原画見にきた。線の細さの違いやホワイト修正の具合まで見られる。父ちゃんのセーターの柄とかもバッチリ！6日までだそう。数え漏れあるかもだけど、展示は全部で31枚？

アシスタントの三谷幸広さんが「先生が描いた青線の通りきっちり切った」と語っていた「海底鬼岩城」のトーンワーク。

山根青鬼先生のトークイベント参加後に配られた手ぬぐい。「カゲマン」「でこちん」「おやじバンザイ」と青鬼まんがの代表選手が描かれています。描き文字もかわいいなぁ。

「定年退食」の奈良山首相。食糧事情の悪化した近未来が描かれ、昨今の情勢を見るに身につまされます（首相の名前も「楢山節考」からでしょうし）。同行したデザイナーさんは首相のブ厚い唇を「白ヒゲとその下の口」と捉えていたそうで、それを聞いて笑っていたのですが…

3コマ（一段）の良さよ

とっとり・おかやま新橋館で11・12日に開催された『おかやま・たまの「ののちゃんの街」』に！ いしいひさいちの原画は線の一本一本がカッコいい！ 描き直す時は薄手の紙（コピー紙？）を貼ることが多いようで、下にうっすらと元の絵が。2枚目のしげさんの友達は眉毛がホワイト修正。眼福でした！

本日はMooさんのお手伝いで、ふるいちトキワ荘通り店【蔵】「あまいぞ！　マンガ塾」へ。Mooさんが出題する４コマ問題５つから好きなものを選んで穴埋めしよう、という内容。入れ替え制で２回開催されましたがどちらの回も大盛況！　寡黙に、あるいはワイワイと、どの子も真剣に取り組んでいました！

みんな大好き、「貸せえ 金貸せえ」

編集協力で参加した『新装版まんが道』5、6巻が発売中！　旧版に比べて誤植や画像処理のミスなどがあちこち直っています(写真は2巻部分の比較)！　新聞社をやめ、いよいよ上京する二人。新漫画党の結成、竹葉さんとの別れと再会など、読み始めたら止まらない！

あと「旅人還る」はエアブラシを使った効果が目立っていたり、原画で見ると改めていろいろと感じさせられました。 エアブラシ自体は「いけにえ」（83年4月）などでも使われているんだけど、なんで「旅人還る」（84年3月）ではこんなにエアブラシ祭りなんだろう。