ところが初期傑作短編集第3巻のカバーをはぐってみると
装幀の手の混み方に驚くのと
「古本と少女」の一コマがカラー化されていて
大全の2色カラーとは趣きが異なる
推定、表紙用のグラフィックデザインの一環だと思われるが
原本の貸本版はどうだったんだろう??
ちなみに「古本と少女」はオリジナルが貸本マンガ「迷路 2」(昭和35年(1960年)2月刊)なのだが
後年月刊漫画ガロ(1966年9月号)で筋は同じで再構成された作品が一般的に流布している
※月刊漫画ガロ(1966年9月号)バージョン
「あいちゃん」(ガンケオンム ガロ1973年2月号)
24頁の好短篇で当時のガロの掲載マンガの独特な雰囲気にマッチしたタッチとストーリー
「動物園で見た赤とんぼ」(ガンケ・オンム ぐらこん COM1968年12月号付録)
ペンネームがガンケ・オンムになっ
「よわむしゴリラ」(ガンケ オンム ぐらこん COM1968年9月号付録)
同人誌優秀作品集として編まれた短篇集で著者は高校2年生で武蔵野漫画研究会所属
こちらのツイートにはセンシティブな表現が含まれている可能性があります。
◼️ 博問研クロニクル
「博物館学芸員・G」(日本女子大学漫画研究部 大月ちずる)
1985年に学芸員の実務研修をした女子によるマンガ作品で
「コミックモーニング」(1986年1月9日号 講談社)に掲載されたという
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「象の涙」(渋谷信吉 昭和47年(1972年)6月 日藝出版刊 四六判240頁)
"飼育の大将と動物たちの愛と涙の記録"が副題の上野、多摩の両動物園の飼育現場で活躍した技術員による回想録
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@kosakinium @maddoggachon 同誌には此の顔ぶれのマンガ作品が掲載
※ ヤングコミック 昭和47年(1972年)3月22日号より