田中宏「KIPPO」を読んでると、つくづく田中宏は中年の老いフィジカル的な面でもメンタル的な面でも向き合っている作家だよなと思う。あと「莫逆家族」のころから身体的な中年の不調を描く時に筆がノリノリになる。本当に「人間」を描くことが大好きなんだろうな。
縦読みマンガならではのモノローグ表現というか、上手いな〜(そして、主人公は「ちょっとラブコメが当たってドラマ化する予定」の小説家だけど、それでもこの生活なのか…)
大好きな漫画を読み返していたら、こんな時間だわ…。(マンガにおける「カラオケ」描写で、これ以上完成度の高いコマをわたしは知らない)