深夜再掲
誰でも楽しめる話にするために本編には載せられないんですけど、耕介が生まれてからいまの耕介ができるまでの話です
本編で省いたこのあたりの話
続けて読めるようにしたつもり 長いので好きなところでUターンしてもらって大丈夫です
見たい方、見てくれる方だけ
https://t.co/48wYliaRqi
甘利と耕介がすごく似てるなと思うのは、二人とも「自分」の価値がすごく低いこと
甘利はみんなに幸せな気持ちでいてほしいから、どんなに辛くても笑います
耕介だって甘利にしてあげたいことはもっとたくさんあります でも自分にはその資格がないと思ってるから、見守ることに徹しています
甘利は基本的に「最大人数の最大幸福」を望みます
自分の意思とは関係なく、この場から外れそうな人に駆け寄りますね
耕介に先に行けと言われれば付かず離れず耕介を待つし、みおなが憎まれ口を叩けばハグするし、耕介の浴衣はみおなが褒めてるから彦の浴衣を褒めに行きます
耕介は基本的に「みんなが楽しく話せる場」を大切にするんですけど、みんなの輪から自分は距離を置く傾向にあります。友達が楽しそうに話してるのを見るのは好きだけど、自分が楽しい話題を提供できるとは思ってないんですよ。自分はつまらない人間で、自分がいると輪を乱すと思ってるから距離をとる
耕介の性格的なものなんですけど、人から勝手に押し付けられたもの深刻に背負いすぎなんですよね
もちろん受け入れた耕介にも責任はあるけど、別に耕介が手を放したって他に支えてくれる人はたくさんいるし、自分を削ってまで頑張らなくてもいいんだ
耕介が耕介だから苦しい思いを勝手にしています
たった数時間一緒にいただけで耕介の根本的なところを射抜いて、耕介が一番渇望してた言葉を笑顔で投げ込める甘利とは違うよね
甘利は耕介の表面の部分なんて少しも見てなくて、気弱でお人好しで友達思いな耕介本人を見てると思う
半年以上前の絵で申し訳なんだけどこのメインビジュはけっこう気に入ってるんですよ
耕介がノーカップリングだって言ってたからそう書きました(`・ω・´)キリッ