5話で甘利が優に好きな人がいるの知らなかったって言ってますが、優は本当に甘利に「好きだ」と口に出したことがありません。ずっと言いたかったけど言えない理由があって、そのまま甘利はいなくなってしまったんですよね
この半年間、甘利の無事もわからないまま、伝えなかったことを後悔していました
2話では甘利、けっこう島民の目に触れてるけど、耕介と彦がいるからなんですよね
昔から続けてきた観光案内の間は、自分が一番好きだった自分でいられるから、人に心配かけないようにそれらしく笑っていられるんです
みおなは気づいてないけど次の日大騒ぎになるのはこのへんからほぼ確定してます🤤
甘利が昨日誰にも会わずに島を出ることを選んだのは、帰ってきてるのが島民に知られたら大騒ぎになるのがわかってたからです
もちろん、甘利は島の人のことは大好きです 会いたい人もたくさんいます
でも、一人一人に笑顔で対応できる精神状態じゃなかったから、誰にも会わないことにしたんです
深夜再掲
誰でも楽しめる話にするために本編には載せられないんですけど、耕介が生まれてからいまの耕介ができるまでの話です
本編で省いたこのあたりの話
続けて読めるようにしたつもり 長いので好きなところでUターンしてもらって大丈夫です
見たい方、見てくれる方だけ
https://t.co/48wYliaRqi
甘利と耕介がすごく似てるなと思うのは、二人とも「自分」の価値がすごく低いこと
甘利はみんなに幸せな気持ちでいてほしいから、どんなに辛くても笑います
耕介だって甘利にしてあげたいことはもっとたくさんあります でも自分にはその資格がないと思ってるから、見守ることに徹しています
甘利は基本的に「最大人数の最大幸福」を望みます
自分の意思とは関係なく、この場から外れそうな人に駆け寄りますね
耕介に先に行けと言われれば付かず離れず耕介を待つし、みおなが憎まれ口を叩けばハグするし、耕介の浴衣はみおなが褒めてるから彦の浴衣を褒めに行きます
耕介は基本的に「みんなが楽しく話せる場」を大切にするんですけど、みんなの輪から自分は距離を置く傾向にあります。友達が楽しそうに話してるのを見るのは好きだけど、自分が楽しい話題を提供できるとは思ってないんですよ。自分はつまらない人間で、自分がいると輪を乱すと思ってるから距離をとる