「頻繁に指で触れるスマホの画面は、トイレの便座以上の細菌が付着していることがあると細菌学者はいう。しかし、カビ汚染があるのはこの部分ではない。スマホの本体に傷が付かないように、その裏側にとりつけたプラスチックのカバーの方だ。」(浜田信夫『カビの取扱説明書』角川ソフィア文庫、P78)
「生きていくって新しい明日だけじゃないんだなーって思うようになったの
思い出をくりかえし、くりかえしなぞることも
その人には大切なことだったりするから
歳をとるのはみんなはじめてでさ、
お年寄りだから平気ってわけじゃないんだよね」
(益田ミリ『わたしを支えるもの』P173)
8月11日は、漫画家・古谷三敏の誕生日。
「好人物だが腕の悪イ医者に…
てめえの体まかせるか⁉︎
人柄ァいいがノコの使い方も分らねえ大工に…
普請を頼むかよ?」
(『寄席芸人伝④』小学館、P136)
8月11日は、作家・吉川英治の誕生日。
「古人を観るのは、山を観るようなものである。観る者の心ひとつで、山のありかたは千差万別する。無用にも有用にも。遠くにも、身近にも。山に対して、山を観るがごとく、時をへだてて古人を観る。興趣はつきない」(『随筆宮本武蔵/随筆私本太平記』P123)
徹底して「うなぎ」だけを食していくグルメ漫画・ラズウェル細木『う』(全四巻、講談社)。「うなぎ」を食すときのこだわり(タレ、山椒、酒など)や鰻料理屋レポートなど、とことん「うなぎ」を味わい尽くせる一冊。(画像右は、第1巻のP6)
#土用の丑の日
長谷川町子『サザエさん』の中で描かれる「土用の丑の日」。
(参照:『うなぎと日本人』角川文庫、P88~89)
「漫画より楽しいことがあるものなら、ぜひ教えてほしいわね。」(高橋留美子・述、『カメントツの漫画ならず道 2』小学館、P96)
#漫画の日