3月10日は砂糖の日。
「砂糖は奈良時代にわが国にもたらされたともいいます。その将来者として鑑真和上の名前が挙げられることが多いのですが、これは唐から日本へもたらそうとした品物の目録に「石蜜・蔗糖等五百余斤、蜂蜜十斛及甘蔗八十束」とあることによります」(『図説 和菓子の歴史』P35)
2月15日は、漫画家・白土三平の誕生日。
「大きな川も、最初は一滴の水のしずくから始まるんだって……」
「それ、お爺ちゃんが言ったのか……」
「うんだ、おら達は今、生命の一滴を生きてるだ。」
「ウ…ム 生命の一滴か……」
(『カムイ伝全集』第二部二巻、P432)
1月28日は、漫画家・石ノ森章太郎の命日。
「消費いっぽうで 物を作らないのは人間だけじゃ! 乳をだすでもなければたまごを生むでもない 力が弱くて鋤もひけないし ウサギをつかまえられるほど早くかけることもできない そのくせ動物みんなの殿さま面をしておる」(『アニマル・ファーム』P22)
「早く効率よくやることだけが上手な時間の使いかたじゃないと思うよ
時間をわすれて遊んだり
好きなことにむちゅうになるのだってりっぱな時間の使いかただよ」
(沼田晶弘監修『ちびまる子ちゃんの時間の使いかた』集英社、P154)
「私の若い日、それは泣きたくなるほど尊いと思う。私が年寄ってお婆さんになったとき、若き日の過ちをいかに悲しみ、いかに悔むであろうか。ああして過ごせばよかったものを、と必ずや烈しく「今になさばや」の嘆きをかこつであろう。私はそれを恐れる。」(田辺聖子『十八歳の日の記録』P134)
「いじめられている君へ
大好きで夢中になれる「何か」を見つけてほしい。それはきっと、海に投げ出された時にしがみつけるブイのように、つらい現実に溺れそうな自分を救ってくれる。」
(辻村深月『図書室で暮らしたい』講談社文庫、P221)
「「つらい」は人と比べなくていい」
「自分がつらいなら「つらい」でいい」
「親のことがイヤならイヤでいい」
(参照:田房永子『なぜ親はうるさいのか』筑摩書房、P43)