しかし神奈子様はどういう神なんだろうな
建御名方神そのものではなさそうだがその要素も持っているようだし
神奈子様達を知ってる紫様も守矢の注連縄は武神(≒建御名方)封印用と言った上で建御名方は大国主の「息子」と断言もしてる
でも妻の八坂刀売命とするなら建御名方はどこへ?って話にもなる
魔理沙に友人として肝試し誘われたら嬉々として休み取って神社来て、ノリノリでフランケンコスして参加するからな十六夜さん
どれくらいレイマリに懐いてるかというと、霊夢が体調崩してると聞いたらお前は独り立ちした娘を心配する母親かってレベルで当たり前のように重箱飯作ってくるし、魔理沙のスペカには魔理沙の厄介オタクみたいな事を霊夢共々言い始める(しかも中身は咲夜の方が拗らせている)始末だからな
「幻と実体の境界」の『幻』側として設定されている世界な上に想いによって成り立つ幻想的存在が多数住む幻想郷
そんなの、想いの力を自在に操れる神なら「簡単に造り直せる」わな
ヤベェ神なのは間違いない
隠岐奈様は後戸の力でただの神霊だったあうんを狛犬妖怪にして、「やろうと思えば簡単に新しい妖怪を生み出せる」と語った訳だけと
妖怪ってのは人間の畏れ、つまり想いによって変化したり生み出されたりするもの
それを簡単に生み出せるという事は
逆説的に、後戸の魔力とは「人の想い」という事では
そして永夜抄後に再び表舞台に立った幻想郷においても文花帖の兎角同盟の「兎鍋反対活動」の時に一見ドライに言ってた
「可愛ければ食われない」
を、長年のペット兎売り活動により「兎への幻想郷の認識を食料から愛玩動物へとシフトさせる事で同族を救う」という形で有言実行
この辺がてゐ様の凄さよ
茨歌仙のてゐ様回で語られてた「外界での異常な兎ペット化ブーム」とは、実際に起こった騒動
1873~1879年頃に東京で富裕層を発端に一般人にも愛玩兎が流行り価格が高騰、兎で身を持ち崩したり殺人まで起こった
東京府が税掛けたり届け出制にして収まった話
つまりてゐ様はこの頃東京行ってた
髪短い玉兎の子、綿月邸の使者玉兎(仮)の中ではレイセンに続いてセリフも活躍も多い子なのよね
「鈴仙の元相方らしい行動(稽古の相方を敢えて持たず一人で訓練)をする」という意味深行動取ってた子でもある