セイウンスカイとナワバリ主張
トレーナー室で昼寝をしてると手の甲に猫の肉球マークをペンで書かれた。「セイちゃんのお昼寝スポットを先に取られちゃってましたからねー。『ここ』は私の縄張りだと分からせませんと」そう言ってこちらの膝で寝始める。
#ウマ娘
高架下フクキタル 1/3
高架下にはトンネルが作られていて、反対側へと抜けられる。そこに見慣れた人物が立っていた。
「フクキタル?」
「こんにちはトレーナーさん。散歩ですか?」
「そうだけど…君はどうしてここに?」
「私はここで涼んでるんです」
#ウマ娘
風水を取りいれたお祭りの企画を依頼され張り切る彼女の目元はくまが出来始めていた。心配になり車で迎えにいく。寮近くになると少し歩こうと言われる。「無茶する時いつも支えてくれるよね。キミは私のお守りだよ」とこちらをまっすぐ見て伝えてくるコパノリッキー
「私こんなに幸せで良いのかな?」
彼岸花とグラスワンダー
「トレーナーさんと行きたいところがあります」と言われ彼岸花が群生する公園に来た。
「彼岸花、私は力強い花だと思っています。『葉見ず、花見ず』を繰り返すこの花は再会を楽しんでいるように感じます」
「私は、好きです」
彼女はこちらをまっすぐ見つめる。
#ウマ娘
マチカネフクキタルと踏切 1/3
夜中眠れず散歩しているとフクキタルと会った。「隣町まで行ってみましょう」と言い一緒に歩いていると目の前の踏切が鳴り始める。彼女は走り踏み切り内で振り返る
「トレーナーさん今なら間に合いますよ!」
遮断機が降り始めるが彼女は動かず手招きをする。
#ウマ娘
グラスワンダーとスターチス
ジリリと目覚まし時計が鳴り響く。グラスがレースで負ける夢をみた早朝、彼女が来た。「顔色が優れませんね。花を見て落ち着きましょう」手に持っていた花をコップに差す。夢の話をすると「ふがいないレースをしました。だからこそ怯えていたのかもしれませんね」
#ウマ娘