松苗あけみのまんが道でおっそろしく遠い消失点からパースをとって描いたという伝説のコマ、二枚目参照の一コマ目であったと記憶しているのだが、コミックスの際このように描き直してあるのでこれは雑誌で確かめないと分からない(;´∀`)
デッサン力の優れた漫画家さんの何人かはパースの消失点をそれほど気にせずに見た目のアタリで描いていて、その方がむしろ自然だったりする。矢口高雄先生、一ノ関圭先生、多田由美先生。
内田善美先生のひぐらしの森に収録されている時への航海誌を久しぶりに眺めてたらコマの中にマカロニほうれん荘のトシちゃん発見!何度も読んでるはずなのになんで今まで気がつかなかったんだ!なんかもう敗北感しかない(;´Д`)
一条ゆかり先生の(星降る夜にきかせてよ)を読みかえしていたら、恐ろしく豪華な漫画家さんがお手伝いしている…一枚は目弓月光先生、二枚目はまつざきあけみ先生、三枚目は恐らく忠津陽子先生のモブ?
一条ゆかり先生の(ハスキーボイスでささやいて)より。キャラクターの繊細でふわふわの金髪は全て有吉京子先生が描いているらしい…が、同時期有吉先生は週マで物凄い描き込みの(SWAN)を連載してたはずなのだが…当時の漫画家さんの体力凄すぎる。
25年前の絵を今のバランスで描き直してみる。何が1番変わったのかというとアゴかも?90年代は私以外の漫画家の絵も比較的アゴがしっかりと長かった気がする。硬いものを食べなくなった現代人はこの先ますますアゴが貧弱になり絵もそれに比例してゆくのかも。
七十年代の耽美系少女漫画を読んでいると男の子の名前にとにかく多いのがシモン(シモオン)である。(大体名前を絶叫するシーンがある)代表的なのは大島弓子先生のジョカへ…あたりだと思うのだが、外国人が舞台の少女漫画が絶滅してしまった今シモンはどこへ…
別冊マーガレット72年5月号河あきら先生さようならニキビちゃんより。薬屋さんの張り紙にLSD入荷!(;´∀`)
72年美内すずえ先生のアマランスの女王より。イタリアのシモネッタさんと同様この名前を日本で連呼するのはやばいかも…って昼間から下ネタですみません(;´∀`)
今から50年前の別冊マーガレットに木内千鶴子先生がお描きになった悪女。スケスケの寝巻き(?)がセクスィーで刺激強すぎ(;´∀`)
これ、是非きたがわさんに見せたくて、と松苗先生が持ってきてくださったのが、な、なんと内田善美先生と吉野朔実先生の生原稿!!私が今個展にて細密なイラストを描いているのはまさにこれら先生方の洗礼を十代の時にに受けているからなのだ。
本棚を整理中古い少女雑誌を読みふける。先週観た鬼滅の映画もエモかったが、この頃の週刊マーガレットも異常にエモい。境その江さんと言う漫画家のことは全く知らないが全ページに渡ってこんな感じ。エモすぎて読後の憔悴感がハンパない(;´∀`)