ささげもの 7P目 この作品のキャラは、なるべく影や服の柄などをなくして描いてます。こんな白っぽい漫画も一度描いてみたかったからです。バックの暗闇の黒と対比して、白黒のコントラストの面白さもねらってます。(アメコミ調のようなキャラに影をつける黒っぽい漫画も描くのは好きです。)
ささげもの 6P目 3コマ目に女の子が化け物の方を見て、笑み(?)を浮かべてます。苦笑い(?)…。実は、この女の子の行動には大きな意味があり、心の中でつぶやいてる言葉も決めてます。化け物に対する恐怖心でいっぱい…という状態ではないことは、読み手さんにも分かってもらえることと思います。
ささげもの 5P目 サイレント漫画を描いてると、作者自身にも静寂な時間が流れてるような感覚がします。セリフはないものの、1コマ1コマのキャラがここで何を考え、心の中で何をつぶやいてるのか…、いつもの作品以上に意識して描きます。サイレント漫画は、勉強になります。
ささげもの 4P目 ここから3ページ分は、女の子が化け物に追いかけられるアクションシーンです。サイレント漫画だけに、キャラの行動や感情が絵だけで分かりやすく伝わるように…と苦心して描いたつもりですが、どうでしょうか。