41.[神様のハナリ]
沖縄の“神様の島”と呼ばれる島を舞台にした、離島の生活を描く海と空と人の物語。
美しい自然を描くヒーリング効果だけじゃなく、己を見つめ直す機会、放っておいてくれない人々の優しさが沁みる。事故が起きた時のドラマの数々もとても良い。
40.[シャドーハウス]
顔の見えない一族・シャドー家と、“生き人形”として仕える者達の物語。
読み進める毎に様々なジャンルを見せるこの作品は、綿密に練られた設定と、明かされていく謎が魅力。
キャラクターの可愛い日常から不穏なサスペンスへと一気に落とされる。
ぜひまとめて読んで欲しい。
35.[ロック]
天才技師が作った、心を学び成長する玩具・ロックが主人公の、玩具と人間を描くファンタジー。
緻密な描き込みで描かれる歯車・カラクリ・ギミックが多彩な街と、造られた目的を探しさ迷う玩具の魂の在り方を求めるストーリーが魅力。
#この作品がなかったら今の自分は存在しなかったと言っても過言ではない作品
【マンガ沼】きっかけでいろんな方が褒めて下さったこの4コマかな。
かけ算の順番で単位が変わるが故に不正解、などのとんでも理論採点が世間を揺るがしていますが、ここで[キン肉マン]で描かれるとんでも数式をご覧下さい。
ジグソウ「おはよう承太郎。ゲームがしたい」
承太郎「なるほど…つまりゲームに勝たなきゃここからは出られないという事か?」
ジグソウ「Exactly.人生を慈しめ」
承太郎「やれやれだ…俺はこの“歯車”を希望するぜ…“魂”を賭けよう」
ジグソウ「good!生きるか死ぬか決断しろ」
[世界鬼]読み返してます。鏡の中に幻覚を見る少女・東雲あづまが、同じ病を持つ者達と絶望と己の闇を武器に鬼と戦う話。
岡部閏先生の線の細い絵から染み出す、どこまで行っても助からず溺れていくような闇と伏線がとても面白い作品。あづまが笑うシーンにこの作品の異様さが詰まっている。
[ベイビー・ワールドエンド]読み返してます。恋する女の子が星に「みんな死ね」と願った日 世界は終わり、飼い犬は人間になった。終末に奏でられるラブソング。
どこか綺麗な砕けた世界でギターを背負い歩くポチはとても健気だ。
ちなみに堀内先生は後にバンドの 『SEKAI NO OWARI』をマンガにしてる。