ジークアクスを見てきました。その夜六道先生と会ったのですが、ずっと初代ガンダムをTVで流しながらガンダムを語るオタクになりはててました。排気口からのブシューは大事!! 
   最終巻で彗星のように登場した謎の新キャラ「Dr.クラリオン」の著書にも「THE」が付いています。「THE」は大事。 
   これは士郎正宗先生は公言していないので考察になるのですが英語の表記的には「the」が付いていない方が正しいと思われます。しかし士郎先生の漫画のテーマで「自分のゴーストは自分自身の肉体にしか宿らない」逆に言うと「他の身体にゴーストを入れたとしてもそれはもうゴーストレベルでは(続く) 
   他人である」という設定があるのでそのための「the」、つまり攻殻機動隊のテーマに直結している部分だから拘っているかと思います。…などと書きましたがこれは自分の考察なので単に冠詞だと思う方はそれはそれでいいと思います。ただ紅パンではそこは原作をリスペクトしてtheありにしました。 
   では自分の(遺伝子で作られた)クローンにゴーストを入れたら本人になるかというとそういうワケではなくゴーストレベルでは他人になります。人間の肉体の完全な複製、そのためにはスーパースキャナ、電脳界、トロスの開発が必要です(注:シロマサ世界の設定です、画像は紅パン26巻より) 
   仙術超攻殻ORIONのラスト、56億7千万年後に春(平和)が訪れるというのはアップルシードのアポルシード計画(エルピス計画で人類に世界平和が訪れる)に繋がっていますよ。 
   紅パンで描かれている偽装空間内のプログラム(情報)の表現の話ですが、例えば下の画像は限定した空間内を固定、安定するというORIONと理屈が同じなので同じような表現になっています。もちろんORIONは情報処理の規模や複雑さが段違いですが 
   (これも以前書きましたが)シロマサ関連作品でGHOSTの前に「THE」を付けているのは今のところ「紅殻のパンドラ」だけだと思っています。