「ビッグコミック」6.25で太田基之「妻かえる」読んだ。いい感じ。最近しみじみと物悲しい作品が多いな…。
ところで他の漫画の多くが中間色の色調で出来ていて、モノクロならではの白と黒のコントラストを生かそうとはしないのかな?これも資料写真の階調を引き継ごうとしたいのかな?
読書日記更新しました / 「協力と裏切りの生命進化史」 市橋伯一: https://t.co/u6xKROR5jv
単細胞生物から始まって、生物が協力関係によって次々と進化してゆく過程をふりかえりながら、私たちヒトの存在を考える。
大山海「奈良へ」
ファンタジー部分を除けば、田舎のマイルドヤンキーと大仏の面をかぶった脱落者のリアルな漫画だ。つげ義春以降リアリズム漫画は数あれど、会話と進行がここまで自然な、実際その場にいるような、至って普通の実感を持って迫る表現があっただろうか?しかも無駄コマはいっさい無い。
太田基之「おはらいせ」
ちょっぴりホラーでアイロニカルで愉快なんですけど、なにか名人芸みたいな短編です。
本日はとりあえず描き込みを終了。明日ベタを入れたらチマチマとしっかり仕上げてゆくつもりじゃ。この猿は只者ではない!(けっこう気に入っている)
ヒマなおかげで16p漫画がめでたくも仕上がったぞ。
やったー!イイぞー!この女性は科学特捜的な人です。
「つつがない生活」INA
若い夫婦2人と事情があって一緒に暮らす少女。また夫婦2人の何気ない日常や旅行の話。ごく普通の話なのにずっしりとした読み応え。情が濃い作風なのか、心の動きがストーリーの中心をなす。自分にはとても描けない。また演出がうまい!
工藤正樹「断罪」
巻末に解説を書きましたが、私の解説など蛇足であり、解説されるまでもなく一読して面白い!力強い描線が圧倒するこの世の地獄。間違いなく夢に出る!
ビッグコミック11.10 太田基之「つぐない」
今回は怪奇や恐怖ではなく、なんともやさしいホンワカした話。これで心安らかに過ごせる。
「ベルリンうわの空 ランゲシュランゲ」香山哲
面白かった!温厚な友人たちに恵まれて常に公共や人と共に生きることを意識する生活。おもちゃを買ったりお菓子を分け合ったり微笑ましいが、本当は世の中乱暴な人も多く、とくに男性社会では弱肉強食でワイルドな世界もすぐそばにある。