ぬ〜べ〜の石燕解説引っ張り出したけど語り口はあんま変わらなかった
でも狩野正信の流れを汲むこと、他の古典を題材にしてること、土佐光信にも言及してること、妖怪ばっか描いてた際物作家じゃないことは書いてるので大分マシか
なんでNHKが漫画の解説に負けてんだよえーっ!
少佐も自分が求める死地を目指して歩き続ける不屈さとか吸血鬼の誘惑を跳ねつける強固な自我じゃなくて、嫌がらせ目的の屁理屈のシーンばっかペタペタ貼り付けられて可哀想よね
これとかネタにされてるけどあのジジイはクズだったけどこいつはめちゃくちゃ愛されて育ったんだなって思えるので好き
こう考えると松下悪魔くん似の初代悪魔くんに理想郷のかたちは時代によって変わると描いたのも示唆的かもしれない
ちょうど昭和から平成に代わって先生はずっと抱いていた怒りから解放されたとも言っていたわけだし
みんないい奴で好きだけど自分と同じ世界を見れなくて真の意味で気持ちを通い合わせることができないってだけなのをめちゃくちゃ深読みしてる人がいる
花京院のこのセリフと一緒なんやけどね