『幸色のワンルーム』は、“犯罪を自覚しているのに感謝される困惑”や“眼の前の幸せが嘘である苦悩”が描かれていて、2人は必ず破綻する関係として描かれている。「だからこそ最後に大逆転で肯定されるはず!」と妄想して批判されるのかもしれないが、描かれてないのだしねぇ。
https://comic.pixiv.net/works/3174
1878年の手紙の文例集が近代デジタルライブラリーで見られるのを発見。
手紙の文例集ってどれくらい昔からあるのかしら。今で言うところの「コピペ」を好ましく思わない人達に批判されたりしてなかったのかしら。
http://www.dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/866339 …
19日のコミティアで新刊イラスト本出します! ペラいですが。
夏コミ新刊も含め、この1年間の既刊で在庫があるものは持っていきます。
よろしく!
5月12日のコミティアは……また分類に困るマンガを描いてしまいました。小学生Youtuber仕立ての……旅行講義本? 「近代ツーリズム」概念とか、航空機の大型化による旅行の変化とか、鳥瞰図の吉田初三郎とかまで掠ってる変なマンガです。
ここまでネームの文字数を抑えたところを褒めて欲しい。
これ、作品名も出してないし、日本が東西冷戦の最前線という認識も省略しているし、掃海艇の件というのも本当に意味が通じてRTされてるんだろうかというところはやや不安。宮崎駿は1991年の報道を読んだのではと思う。実のところ、1950年10月の事件は当時ちゃんと報道されているようだ。
パラパラとDBをたどっていて驚愕した記事の一つ。森戸辰男「戦争の明るい面」(1940)。戦争は庶民の生活には負担で暗い…と始まるのだが、そこから驚きの展開で、政治が道義的になる、これは戦争の明るい面、新しい世界的社会秩序を作れ、とつながっていく。社会主義擁護が真意と読めなくもないが不明。
翌日の記事を読むと、戦争は信念ではなく「真理」の追求を必要とするからここに期待をかけるのだと続くので、まあ全体としては遠回しな(あんまり読み解ける人がいなかった)体制批判なのかなあ、と思われる。この辺詳しい人いらしたら教えて下さい。
オマケ。1932年3月4日の朝日新聞11面。多摩川土手で軍隊ごっこをして遊ぶ男の子達の様子を伝える記事なんだが、「(男の子の)投げ出した素足がイヤに食欲をそそる」というなかなか面白い記者コメントがついている。これは今なら絶対通らないだろうねぇ。