「仮面の世界」より。汚職、公害、うそつき政治、エログロナンセンス…がはびこる混乱した世界、でも暴力で人間から自由を奪って作る秩序よりはまだましだ、というのが石ノ森先生からのメッセージ。「仮面ライダーは人間の自由のためにショッカーと戦っているのだ」というOPナレーションを思い出そう
池上の親分の自慢話の一つに「アメリカのコミックコンベンションでサイン会をしてたら急に若い黒人の女性から抱きつかれた」というのがあり。クライング・フリーマンにバグナグ=黒い瞳という黒人女性の殺し屋が登場したが、男を愛する一人の女性として描かれていたのが嬉しかったのだそうな
まあ人力トレパクより遥かに楽ちんになるからイミテーションは恐ろしい数増えることになると思う。そうなるとあと人間に残るものは。
手塚治虫のブッダの登場人物にヤタラという身長5、6mもある大巨人がおり、薬師の父から特殊な薬を飲まされて育った結果こうなったものだが、こいつが戦の際は仮面をかぶっていてさながら巨大ロボットのような様相。「巨人が鎧を着ていれば実質巨大ロボット」というエヴァのアイデアに先行している