というか、ラビットハウスに記憶や意思が宿るとなると、今までのお話もだいぶ見え方が変わってくるんじゃないか…?
今まではティッピーの事にされていた「白いフワフワしたお化け」も、ラビットハウスの付喪神的な何かだったりして
おそらくKoi先生は、ここで解釈が分かれることまで見越した上で今月号を描いてる。でなければ、こんなに分かりやすく鏡の国のアリスのオチをちらつかせたりはしないと思う
時計の針を戻すのではなく、文字盤をひっくり返すことで、こことは違う別の世界に迷い込んだことを示す描写、何回観ても鳥肌が立つ
そして今。ココアさんの手は、やはりチノちゃんには届かない。虚ろな目をしたチノちゃんの姿を当事者として見たわけではないココアさんは、どこまでも部外者だった。「不法侵入者」という言葉が痛々しい
花火大会のココアさん、「手が寂しかった」なんて言ってたけど、やっぱりチノちゃんを慰めたかったんだろうなぁ…
でも事情を知らない人間が何をしても薄っぺらいだけだから、安易な行いでチノちゃんの心を傷つけないようにするために、ココアさんは手を引っ込めたんだと思う
半袖ってことは、季節的にはまだ秋口くらいなんやね
久しぶりにラビハ三人組メインのお話になりそうで楽しみ!
やっぱりこの三人は安定感がある
ルックミーチェンジミードリンクミーノルマを回収していくココアさん
さて、まだやってないのは誰だ!?
「我らわくわく求道者」って、めちゃくちゃ良いサブタイトルだな
何が良いって、このお話は単に新天地への憧れだけを求道者の証としているわけじゃない。友達は出来るのか。新しい場所でうまくやっていけるかどうか。そういった不安を抱きながらも震える足を前に出せる人こそが「求道者」なんだよな
まあ実際、フユちゃんがココアさんを差し置いてチノちゃんの隣に行くか?となったら、フユちゃん的にはかなり悩みそうだな
フユちゃんは「ココ姉と肩を並べているチノ」のことも好きだと思うから
12巻の収録範囲を読み返してて気付いたのだけど、ハーブティーって英語では「Herbal tea」って書くんだね
調べてみたら「Herb tea」でも間違いではないらしいけど、使う人は少ない
ちなみにHは発音せず、日本語読みでは「アーバルティー」になるとのこと