にくまん子「いつも憂き世にこめのめし」
コミックエッセイ風、生々しいほのぼのアラサー同棲生活がとても良い。
女のシリアスで激しい感情や、人間の嫌な部分なども含めて全部ぶっ込みで表現していた前作までとはうってかわって、
こちらは絵柄も脱力して、安心して笑いながら読める一品ですね。
大山海「奈良へ」
こいつはヤバいぞ!と思ったマンガだ。五蘊皆空、一切是空、現実と虚構が入り乱れる奈良リアリズム。奈良。奈良。こんなファンタスティクなマンガ表現があったのか、、、背筋が凍った
町田康の解説とも併せて、とても刺さりますね。どこに行っても座りが悪いひねくれた人間クズだから
島本和彦「燃えよペン」
数々の名キャラ、名言を産み出した「吼えろペン」、80年代オタク文化とクリエイターの実像を描く絶賛連載中「アオイホノオ」の原型
このへんの作画、若くて迫力ある画面と、画力のバランスがとても良いように感じて好き
島本先生本人歌唱ver 大好き
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福本伸行「熱いぜ辺ちゃん」
天-天和通り快男児 の前に連載していたやつで、ノリがまさに初期の、人情ほのぼの麻雀ギャグ。(別に血とか指とかは賭けない。尻穴を賭けるくらい)
ギャグ寄りなのだけど、人生訓における福本節はこの頃から健在
そんで、初期福本マンガの女の子の可愛さがとても良いのです
FX戦士くるみちゃん
連載開始時少し話題になっていたやつですね。わしもちょっとだけやってたけど、FXの魔力と恐ろしさが存分に描かれる、これはホラーマンガといってもいいくらい。無慈悲な値動き、膨らむ含み損、強制ロスカット一発退場の恐怖、
しかし物語の導入がこんなに重いとは思わなかったね。
ハセガワM「イキ死ニ」
官能悶絶サイコホラー誕生
異常な高額バイトに手を染めた少女の運命はいかに。自慰したら死ぬよ・・・恐怖と狂気渦巻くドエロス
犇くように描き込まれた湿っぽく不気味な背景描写が今作も光る。
終盤で一気に解放される圧倒的スケールの狂気はまさにエクスタシー。なんぞこれ
ストレッチやらされてる時に「切れる切れる」と口走ったところ、奥さんがクスクス笑うので、
「なんや」と問うたら
「思い出したことがある、当てられたらすごい、30秒やる」と申す
少し考え、、
「ジャガーさんのハマーがねじ切れると言う所?」
と云ったらまさかの正解で、奥さんがマジ驚愕してた
邦キチ!映子さん で紹介されていたこの映画は今日観たぞ。伊勢が舞台なのと、わたしの好きな門脇麦が出ているから
流石に清水監督なので思ってたよりちゃんとしたホラー映画だった。しかしタッキー唯一かつ、もしかしたら最後の映画主演がこの作品でいいのじゃろうか、、とは思った。
角川ホラー文庫から出ている、ホラーコミックアンソロジー HOLY II
犬木加奈子先生、谷間夢路先生のキュートさとえげつなさ、御茶漬海苔先生のサイコさと猟奇さ、日野日出志先生の兇悪さと切なさを存分に味わえるが、
特に風忍先生の未収録作が4本も入っているのはすごいのだ。サイケで美しい傑作
これといって意味はないが、つげ義春の適当に選んだ1ページまるまるを模写するなどしていた
えいっ、腹がつっぱって・・・ https://t.co/NYVZHWxwrk