森義一「み・ろ・く神話」
コスモメイト(当時)設立者・深見先生が啓示を受けられる経緯を綴った一作。ビジネス成功物語→霊能力バトル→幻魔大戦へとシームレスに展開していく流れは見事すぎて唖然とする。食傷というかゲロを吐くレベルにまで達しているドヤ話を読めるという意味ではお薦めの一冊だ。
そんなほのぼのかつちょっとエキサイティングな本作だが、読んでいて心底ビビったのは真理亜のお父さん(ヤクザの親分)の"指が全部ない"という描写である。しかもそれをギャグにしてしまう胆力! これには本当に感心させられた。すげえ!
本当にどうでもいいんですけど、個人的に好きな所としては、少年が飼っていた犬の名前が「安次郎」(愛称:ヤス)てところと、ヒロインが町長の娘にヒドイ煽りを入れるところです。
とにかく詰め込まれた内容物の濃さが半端ではないのが本作の見所の一つでもあるのだが、しらいし作品は大体いつもこんな感じなので、その詰め込み具合には改めて驚愕させられる。
あと、購読年齢層が高いST連載作品ということもあり、水を得た魚のようにお得意の下品ギャグをぶちこむ流れも最高だ。
小池一夫/園田光慶「性病部隊」
CIAの特殊部隊「性病部隊」がキューバに混乱を与えるために潜伏・任務遂行・葛藤を描く。抗生物質も効かない特殊なスピロヘータで梅毒に酷似した症状を引き起こし、任務は完遂されるかに見えたが…。
#タイトルだけで買った漫画
三枚目ヒロインが努力の末美しく変貌し、持ち前のガッツと柔軟性で体操選手を目指すスポ根ラブコメ。
あだ名がひどい
#タイトルだけで買った漫画