「人間回収車」のファンはみんな物語の核を捉えて、本作のもつ人間の本質を暴くシニカルな面が伝えるホラーを素直に楽しんでいるので、漫画読みとしての純度が高いなあと感心させられる。
僕はどうしてもクルマの破滅的なスカムデザインに気を散らされてしまい、お話にイマイチ集中できないのです。
北河正郎/松森正「恐怖への招待」
ハードボイルド劇画の雄・松森正筆によるサスペンスホラー。結構強めな残虐表現も淡々と進むストーリーと理路整然された構成美による血なまぐさを余り感じさせない点が印象的。
読み物としての完成度が非常に高い、短編を9本収録している。
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寺下よこ「オオカミと赤ずきん」(2022年)
赤ずきんテーマのホラーでは、2段オチを得意とする環方氏の「~アフター・ダーク」が有名だが、本作も物語に仕掛けた捻りでは注目したい快作である。
絵柄の荒さも含めて独特の雰囲気を醸しており、40年後くらいに古本で読みたい一作だ。
#ちゃおホラー傑作選
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#ヒーローになったら言ってみたいセリフ
ボンボン版「Vガンダム」のウッソ君です
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方々で語り継がれる伝説の書。
表紙は遊人、表4はまつもと泉、本文ヒロインは細野不二彦、男キャラは吉田聡というスーパーキメラ作品である。なお、パロディの趣は特にないので単なるトレスと推測される。
現物以外の情報が全く出てこない聖遺物だが、レアかというとそうでもないのであしからず。
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スケ番文化の難解な日本語が暴れまくる異常な世界というのは、当然劇画でも取り扱われ、妖しく確実に存在する。
岩越国雄のジョイコミや淡路エロチカコミックスなどに軒を連ねる、シンナーとニコチンに染まった魔界の入口は古本キチガイを飲み込む亜空間として、古くから恐れられているのであった。 https://t.co/vrjaq1FFUu
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近マのパロディまんがとして知名度の高い「ジャンキィロード」ですが、そのポテンシャルは単行本でこそ発揮されます。
昔のジャンプコミックスばりのお便りコーナーを装備している時点で、気合いの入り方が違う事を実感させられるんですね。